【食育クイズ:Vol.1215】「京都府」の「名物桜」おさらいクイズ! 小説「細雪」の中で4姉妹が毎年花見に行く京都の神社は?

 

【食育クイズ:Vol.1215】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「神社の

 

名物桜」について、おさらいクイズ

 

(Vol.419)にチャレンジ致しまし

 

ょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「谷崎潤一郎」は、明治19年、東京

 

に生まれ、明治44年、「三田文学」

 

で「永井荷風」に絶賛され「新進作家」

 

として世に出た人物として知られてい

 

ます。

 

 

「谷崎」は、その後「大正期」になり、

 

「関東大震災」が勃発した事によって

 

「関西」へ移住し、「関西の伝統」を

 

テーマにした「吉野葛」、「春琴抄」等

 

の作品を世に送り出したと言う経緯が

 

あります。

 

「昭和期」になると、「第2次世界大

 

戦」が勃発し、その戦時中に「谷崎」

 

は自身の代表作となった「細雪」の執

 

筆を始めますが、「芦屋」の「上流旧

 

家」の4姉妹の日常生活を綴った作品

 

であった事から、その内容には「平安

 

貴族」さながらの「優雅」で「華美」

 

な描写もあって、「現代版源氏物語」

 

とも呼ばれた事もあり、当時の「軍部」

 

から「戦時にそぐわない内容」とされ

 

てしまい、「中央公論」への掲載が止

 

められてしまうと言う経緯になったそ

 

うです。

 

 

それでも「谷崎」は諦めず、未だ戦時

 

中であった「昭和19年」に、「私家

 

版」として「細雪」を印刷し配布した

 

そうですが、これも再び「軍部」によ

 

り禁止されてしまったそうです。

 

その後ようやく「終戦」となり、「谷

 

崎」は住まいを「京都の鴨川べり」に

 

移し、終戦から3年を経過した「昭和

 

23年」に、「細雪」は完成したと言

 

う経緯になり、「谷崎」は、その翌年

 

に「文化勲章」を叙勲されたと言う経

 

緯になったそうです。

 

この「細雪」の中に登場する印象的な

 

シーンの一つに、「京都」での「お花

 

見」の様子が描かれたシーンがあり、

 

物語の主人公である「蒔岡(まきおか)

 

姉妹」は、毎年「桜」の季節になると、

 

決まって「京都」の決まった「場所」

 

に行って、決まった順番で花見をする

 

と言う様子が描かれている場面として

 

知られている訳なのです。

 

 

さて、本日は、この決まった「京都花

 

見コース」の最後のシーンとして、一

 

日の締めくくりとなる花見の名所の場

 

所が描かれていて、この姉妹達が、毎

 

年どの桜よりも楽しみにしていると描

 

かれている「○○(神社)」の「紅枝

 

(べにし)垂れ桜」について、おさら

 

いクイズにチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:「谷崎潤一郎」の小説「細雪」

 

の中で、「まことに此処の花を措いて

 

京洛の春を代表するものはない」と賞

 

賛されている「名桜」とは、「京都」

 

のどの「神社」にあるでしょうか?

 

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.平安神宮

 

 

2.平野神社

 

 

3.清明神社

 

 

4.大原野神社

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓ 

 

【解説】

 

「京都、東山」にある「平安神宮」は、

 

「明治28年」に、「平安遷都1100

 

年」を記念して、「平安遷都」を実施

 

した「第50代、桓武天皇」をご祭神

 

として創建された「神社」です。

 

 

 

その後「皇紀2600年」にあたる

 

「昭和15年」には、「平安京」の

 

「有終の天皇」である「江戸時代」最

 

後の天皇として知られる「第121代、

 

孝明天皇」のご神霊も合わせて祀られ

 

たと言う経緯があります。

 

 

「谷崎潤一郎」の小説「細雪」の主な

 

舞台は「大阪、芦屋」であり、「船場」

 

で古い暖簾を誇る「旧家」に生まれた

 

「蒔岡家」の「四姉妹」が「主人公」

 

とされている訳なのですが、この「姉

 

妹達」は、「花見」だけは「京都」と

 

決めていて、毎年春になると連れ立っ

 

て見物に行く事が恒例の行事になって

 

いて、しかも、コースまで毎年同じな

 

のだと言う内容になっている事で知ら

 

れている訳なのです。

 

 

 

その一節を紐解くと、

 

~『鯛でも明石鯛でなければ旨がらな

 

い幸子は、花も京都の花でなければ見

 

たような気がしないのであった。』~

 

 

とあります。

 

さらに続いて、そのコースの様子が描

 

かれていて、最後の締めくくりが「平

 

安神宮、神苑」の「紅枝垂桜(べにし

 

たれざくら)」である事が描かれてい

 

る訳になります。

 

 

 

 

 

 

 

~『土曜日の午後から出かけて、「南

 

禅寺」の「瓢亭」で早めに夜食をした

 

ため、これも毎年欠かしたことのない

 

「都踊」を見物してから帰りに「祇園」

 

の「夜桜」を見、その晩は「麩屋町」

 

の「旅館」に泊って、明くる日「嵯峨」

 

から「嵐山」へ行き、「中の島」の

 

「掛茶屋」あたりで持って来た弁当の

 

折を開き、午後には市中に戻って来て、

 

「平安神宮」の「神苑の花」を見る。』

 

 

 

 

 

~(中略)~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『彼女たちがいつも「平安神宮」行き

 

を最後の日に残しておくのは、この

 

「神苑」の「花」が洛中における「最

 

も美しい」、「最も見事な花」であるか

 

らで、「圓山公園」の「枝垂桜」がす

 

でに老い、年々に色褪せて行く今日で

 

は、まことにここの花を措いて「京洛」

 

の春を代表するものはないと云ってよ

 

い。』~

 

と言う、一日のコースの「始まり」か

 

ら「終わり」までが定例とされている

 

様子が詳細に描かれていると言う内容

 

になっている訳なのです。

 

 

 

こうして「細雪」には、一年に一度、

 

「芦屋」から毎年この場所を締めくく

 

りとする、決められた手順を守って再

 

生される「特別なくり返し」が淡々と

 

描かれていると言う事になる訳であり、

 

自分の生まれ育った「環境・風土・風

 

習」を受け入れ、愛し、慣れ親しんだ

 

生活をいつくしみ、家を大切にして生

 

きている「旧家」の「姉妹達」にとっ

 

て見れば、そんな非日常的なくり返し

 

を一年に一度実行する事によって、普

 

段の生活において「すり減らされ」、

 

「忘れてかけていた」、「大切なモノの

 

へ記憶」が蘇るのかも知れないと感じ

 

取る事が出来る、と言う雰囲気を醸し

 

出している訳なのです。

 

 

また、そんな「姉妹達」が愚直に繰り

 

返してきた「京都への花見」と言う

 

「習わし的行動」は、4姉妹の人生が

 

大きな大河に漂うように流され続けて

 

いると言う日常に対して、一筋の「楔

 

(くさび)」を打っていくような作業

 

の様にも見え、感じる入る事が出来る

 

訳なのです。

 

「京都、平安神宮」は、「明治時代」

 

の創建当時から更に時が過ぎ、「平安

 

遷都」から1200年を経過した現在

 

でも、その「主祭神」として「平安京

 

遷都」を実施した「第50代、桓武天

 

皇」が祀られています。

 

 

それに加えて、「第1代、神武天皇」

 

から始まる日本の暦「皇紀」で言えば、

 

「2683年目」と言う、「世界最長」

 

を誇る「一系の血筋」の「王朝文化」

 

が、「日本」に残されていて、特に

 

「京都の地」には、その多くのモノが

 

継承され、残されていると言う事を物

 

語っている訳なのです。

 

 

こうして「細雪」の中に、主人公であ

 

る「四姉妹」達が、わざわざ「京都」

 

に行き「花見」をする事が当然の事の

 

様に描かれていると言う事は、まさに、

 

自らは大河に漂うかの如く流されなが

 

らの人生を送っているとしても、時々

 

決まった「習わし」を淡々と繰り返す

 

事によって、自らの人生にけじめとメ

 

リハリをつけていく言う様子を垣間見

 

る事が出来ると言う訳なのであり、ま

 

さにその場所が「京都」だからこそ伺

 

い知る事が出来ると言う訳なのです。

 

このように「京都」と言う地が悠久の

 

時を経て培ってきた「日本の文化性」

 

や、「日本人の精神性」は、「式年遷宮」

 

のように、「決して、しきたりや仕様

 

を安易に変える事無く、それでも定期

 

的に作り替える事をし続ける事」によ

 

って一筋の「楔(くさび)」を打ち、

 

「古き中にこそ新しきモノが宿る」と

 

言う、日本独特の「価値観と精神性」

 

を訴求し続けてきたと言う事こそが、

 

「日本文化」の本質であると、伺い知

 

る事が出来る訳なのです。

 

 

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1.平安神宮

 

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