【食育クイズ:Vol.1232】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の国宝の
「桜の障壁画」にまつわる「寺院」に
ついて、おさらいクイズ(Vol.438)
にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-225桜楓画長谷川親子.jpg)
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「室町時代末期」の頃から、当時の日
本の「画壇」は、「狩野永徳」率いる
「狩野派」の独壇場だったと言われて
いるそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-狩野永徳唐獅子図屏風1.jpg)
そんな時代に、「石川県、能登、七尾」
で生まれた「長谷川東伯」は、「戦国
時代」の最中、33歳の時、妻と息子
の「久蔵」を連れて「上洛」し、「狩
野派」に画風を学んだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-200長谷川東伯像1.jpg)
その後「東伯」は、「千利休」に重用
され、「絵師」として頭角を現すよう
になったそうで、更に「狩野派」の総
帥であった「狩野永徳」が死去すると、
出世のチャンスが訪れ、「天下人」と
なった「豊臣秀吉」から、「秀吉」の
「嫡子」、「鶴松」が僅か3歳で亡く
なり、その「菩提寺」の「祥雲寺」を
建立した際の、「障壁画」の制作を依
頼されると言う経緯になったそうで、
こうして「秀吉」に重用された事をき
っかけとして、「東伯」は、当時の
「画壇」のトップに君臨していた「狩
野派」と並び対抗するレベルの存在に
駆け上がっていったと言う経緯となっ
た訳なのです。
さて、本日は、この「長谷川等伯」と
「久蔵」親子が残した「障壁画」につ
いて、おさらいクイズにチャレンジ致
しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-225桜楓画長谷川親子.jpg)
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問題:「安土桃山時代」に活躍した
「絵師」として知られている、「長谷
川等伯(とうはく)」、「久蔵」親子が
描いた、「春を彩る障壁画」として知
られる「桜図」と「楓図」の2つの絵
を所蔵している「京都」の「寺院」と
はどれでしょうか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-150○楓図-vert.jpg)
1.智積院(ちしゃくいん)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-220智積院春1.jpg)
2.両足院(りょうそくいん)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-200両足院建仁寺春.jpg)
3.本法寺(ほんぽうじ)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-225本法寺春1.jpg)
4.妙蓮寺(みょうれんじ)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-225妙蓮寺春1.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「祥雲寺」は、僅か3歳で死亡して
しまった「秀吉」の「嫡男、鶴松」の
菩提寺として建立された「寺院」であ
り、「長谷川東伯、久蔵」親子によっ
て描かれた「障壁画(桜・楓)」は、
この「客殿」に飾られていたものだっ
たそうです。
「長谷川東伯」は「秀吉」と同様に、
「一代」で頂点に上り詰めると言う
「人生」だった訳なので、当時絶大の
勢力を誇っていた「狩野派」に対する
「新興勢力」であった「等伯」にとっ
ては「狩野永徳」の亡き後に回ってき
た「天下人、秀吉」からの「祥雲寺、
障壁画」作成の仕事は、千載一遇のチ
ャンスだったと言われていて、親子共
に「渾身の作」を描いたとされていま
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-150○楓図.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-150○○桜図左-horz.jpg)
しかしながら、皮肉な事に「東伯」の
息子であり、親以上の才能に溢れてい
ると評判だった、「桜画」を描いた
「久蔵」が、この絵を描いた翌年に
26歳の若さで急逝してしまうと言う
不幸があり、3歳で「夭折(ようせ
つ)」してしまった「秀吉」の「息子、
鶴松」に擬えて語られるようになった
そうです。
ちなみに「久蔵」が残した「桜図」に
描かれている、今を盛りと咲き誇る大
輪の「桜」は、「胡粉」を塗り重ね、
ぽってりと浮き出したように表されて
いる事で知られ、全体的に、何とも優
美でみずみずしい表現になっている事
が特徴だそうで、その一方で「等伯」
の描いた「楓図」は、「狩野永徳」の
影響があるとされる「楓の巨木」を据
えた大胆な構図ではあるものの、秋草
の繊細な表現が「東伯」らしいオリジ
ナルであり、そこのところが印象的な
雰囲気を醸し出しているとされていま
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-225桜1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-180桜の花びら1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/420-225.jpg)
こうして「長谷川派」が生み出した
「画法」は、「報狩野派」の「力強い
美」を前面に押し出す手法とは異なり、
「荘厳」で「叙情性」を特徴としてい
る事が伺い知れる訳なのです。
「智積院(ちしゃくいん)」の創建は、
「祥雲寺」よりもずっと古く、「平安
時代中期(1130年)」の頃、「真言宗」
の僧侶「覚鑁(かくばん)」が、「高野
山」内に創建した「寺院」だそうで、
その後「江戸時代」になった1615
年、「徳川家康」によって「豊臣家」
が滅ぼされた時に、「京都、東山」の
地にあった「豊臣家」ゆかりの「祥雲
寺」と吸収合併をしたかかちの、「智
積院」となったと言う経緯になるそう
で、「長谷川等伯、久蔵」親子の「障
壁画」も「智積院」の所蔵となったと
言う訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/03/300-覚鑁上人1.jpg)
このような経緯があった事から、現在
「智積院」を訪れ、「桜楓画」を見る
人々は、「最愛の息子を失ってしまっ
た「秀吉」と「等伯」との人生を交差
させて見ると、更に「叙情的」なもの
を感じる人が多いと言われている所以
となっているそうです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.智積院(ちしゃくいん)
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