【食育クイズ:Vol.1304】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「茶の湯」
文化の発展系とされる「茶庭」文化につ
いて、おさらいクイズ(Vol.507)にチ
ャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-225茶庭露地1.jpg)
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問題:「安土桃山時代」、「千利休」によ
って確立されたと言われている、「手水
鉢(ちょうずばち)、蹲踞(つくばい)」
を始め、「腰掛待合(こしかけまちあ
い)」、「雪隠(せっちん)」、「刀掛(かた
なかけ)」等を配置する事によって、「茶
の湯の世界」を世俗から「隔離」する事
を表現した「茶庭」の事を何と言うでし
ょうか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-225千利休.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/420-200手水鉢-tile.jpg)
次のうちから選んで下さい。
1.露地
2.辻子
3.坪庭
4.園池
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「室町時代」になると、「京都」では
「町家」と呼ばれる「建築様式」が発展
するに至った事で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/京町家111.jpg)
「京町家」の特徴は、通りに面している
表玄関の「間口(入り口)」のほとんど
が「店舗」になっている事であり、従っ
て「奥」に長く伸びる「細長い形式」に
なっている事から、いわゆる「うなぎの
寝床」と称された事で知られている訳な
のです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/420-京町家間取り1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/420-京町家茶室.jpg)
こうして「京町家」独特の「奥に長く伸
びる形式」に伴い、「庭園」を設置する
際にも、「通り庭」と呼ばれる「細長い
庭園」の形式が発達していった訳なので
すが、そこに「禅宗」の発展と共に、
「一般民衆」の間にも「茶の湯文化」が
浸透していくと言う経緯があり、「京町
家」にも「茶室」が取り入れられるよう
になるに至り、こうして「京町家」で
は、奥に設けられた「茶室」へと繋がる
「狭い通路」が作られると言う経緯とな
り、それを「路地」と称するようになっ
た訳なのです。
その後「安土桃山時代」になると、「千
利休」が登場し、「路地文化」は、「茶
室」に付随する「庭園(茶庭)」の事を
表す「露地文化」へと「変容、進化」す
るに至った訳になるのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-225千利休.jpg)
「露地」と言う言葉は、そもそも「雨
露」の降りかかる、「覆いの無いとこ
ろ」と言う意味であり、それを「仏教の
世界」で言えば、「煩悩」や「束縛」を
脱却した「無我の境地」を表すと言う内
容になるそうです。
従って「千利休」が確立した「茶の湯の
世界」での「露地(茶庭)文化」とは、
「小さな茶室」と「粗末な道具」で「茶
会」を楽しみながら、「わび・さび」を
基調とした「無我の境地」を目指すと言
うものであった訳なのであり、こうして
「室町時代」に浸透した「路地文化」
は、「千利休」によって、より「次元」
の高い「露地文化」へと「昇華」される
に至ったと言う経緯になった訳なので
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-露地1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200路地1.jpg)
ちなみに、「手水鉢(ちょうずばち)」と
は、「手洗水」を入れておく「水鉢」の
事を言い、そのほとんどが「石製」であ
る事で知られています。更に「蹲踞(つ
くばい)」とは、この「手水鉢」を中心
とした「役石(手燭石、湯桶石、前
石)」を据えた形式全体の事を言い、「水
鉢」を低く据えると言う形式であった事
から、つくばって手水を使う事になった
ので、この名が付けられたと言われてい
る訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200手水鉢.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200蹲踞.jpg)
「腰掛待合(こしかけまちあい)」と
は、「茶会」の際に、「客」が「亭主」の
「迎付け」を待つ場所であり、「中立
(なかだち)」の時に、一時的に休息の
為、待ち合わせる場所の事を言います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200腰掛待合.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200腰掛待合1.jpg)
「雪隠(せっちん)」とは、「露地内」に
設けられた「トイレ」の事を言うそう
で、基本的に「露地」は「外露地」と
「内露地」との「二重」に設営される事
が通例となっていたそうですが、そのそ
れぞれに、「外露地」には「石」を用い
た「下腹雪隠」が、「内露地」には「砂
雪隠」が設置される設計だったそうで、
次第に「内露地、砂雪隠」は「貴人用」
となっていき、一般的に使用を遠慮する
事が「習わし」となっていったと言われ
ています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-砂雪隠.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-外雪隠.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-225砂雪隠2.jpg)
「刀掛(かたなかけ)とは、「武士」が
「席入り」する時に際して、「茶室」の
入口付近の外壁に設けられた「刀」を置
く為の「木製の吊り棚」の事を言うそう
で、「茶の湯の世界」が如何に「俗世」
の「身分や階級」から乖離する事を目的
としていたかを象徴していると言う事に
なる訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-225刀掛け.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/06/300-200刀掛け1.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.露地
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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