【食育クイズ:Vol.405】
明治43年(1910年)の今日と同日
である12月13日に、「農芸化学者」
である「鈴木梅太郎博士」が、長年に
渡る「米糠(ぬか)」の研究から、江戸
時代から続く社会問題であった「脚気
(かっけ)」の流行を予防する画期的な
「栄養素」を発見し、「オリザニン」と
名付け「東京化学会」で発表しました。
博士が抽出に成功した栄養素は、現在
では「ビタミンB1」とされているもの
で、発表2年後の明治45年には「三
共会社」から「オリザニン液」が発売
されるなど、流行していた「脚気」の
治療に大きな貢献をしたという経緯が
あります。
日本人は、「江戸時代」から「脚気」の
流行に苦しめられていました。「脚気」
は、「ビタミンB1」の不足によって起
こる病気で、手足が痺れたり、体がだ
るくなる症状が出て、悪化すると死ん
でしまうことも珍しくは無いという、
極めて深刻な病気でした。その流行の
原因が、「江戸時代」になってから、人々
が「白米」を食べるようになったとい
う、食生活の変容にあったことが、
鈴木博士の発見した「ビタミンB1」は、
「米ぬか」に含まれているので、精米
して白米にしてしまうと不足してしま
うという事で、判明したのです。
こうして、鈴木梅太郎博士の「ビタミ
ン」発見によって、長い間日本人を苦
しめてきた「脚気」という病気は激減
していったという訳です。
鈴木博士の、その偉大な功績から、12
月13日は「ビタミンの日」として、
記念日に制定されています。
ちなみに現在において、鈴木博士が命
名した「オリザニン」ではなく、「ビタ
ミン」という名称が世界的に定着して
いるのは、鈴木博士に遅れること1年
後に、「ポーランド」の化学者「カシミ
ール・フンク博士」も同様の栄養素を
発見し、それを「ビタ(生命)」、「アミ
ン(欠かせない有機化合物)」の意味合
いから「ビタミン」と命名し、「国際学
会」で発表したことで、その名称が一
般的になったとされています。
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さて、本日は「ビタミンの日」記念日
にちなんで、「ビタミン」についてのお
さらいクイズにチャレンジしましょ
う!
問題1.「ビタミン」とは何でしょう
か?次のうちから正しい「ビタミン」
の定義を選んでください。
1.「カルシウム」や「食物繊維」など、
食べ物に含まれているもの
2.「三大栄養素(炭水化物・タンパク
質・脂質)」以外の栄養素
3.「三大栄養素」の一部
4.「甘み」、「塩味」、「辛味」など、「味
覚」の一部
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問題2.人にとって必要とされている
「ビタミン」は、現在、何種類に分類
されていますか?次のうちから選んで
下さい。
1.12種類
2.13種類
3.14種類
4.15種類
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問題3.現在の「ビタミン」の分類で
は、「ビタミンF」~「ビタミンJ」が
存在しなくなりました。その理由とし
て正しいものは何でしょうか?次のう
ちから選んで下さい。
1.「微生物」の一部である事が判明し
たため
2.「Fail」、「Greed」、「Hell」、「In-
Death」、「Joke」など、その頭文字か
ら「不吉な意味」を表すイメージが想
像されたから
3.見解の「間違い」や、「ビタミンB
群」が判明された為
4.「ビタミン」として、人にとって必
要でないと判明した為
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
問題1.「ビタミン」とは、「人」が生
きていくために必要不可欠な「栄養素」
のうち、「三大栄養素(炭水化物・タン
パク質・脂質)」以外の全ての「有機化
合物」の総称を言います。「カルシウム」
や「鉄分」など、「無機物」である「ミ
ネラル」と並んで、たとえ「微量」で
も、その役割はとても重要で、ヒトの
体内で「三大栄養素」の「代謝」を助
ける、いわば「潤滑油」のような働き
をする栄養素であると言われています。
従って「ビタミン」が不足すると、「人」
は「病気」になったり、その成長に「障
害」が出たりします。また、ほとんど
の「ビタミン」は、人の「体内」で作
りだすことができないので、主に「食
べ物」から摂取する必要があります。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.「三大栄養素」以外の栄養素
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問題2.現在「ビタミン」として認め
られているものは全部で「13種類」あ
ります。大分類で水に溶けやすい「水
溶性」のものと、脂に溶けやすい「脂
溶性」のものに2つに分けられていま
す。ちなみに「水溶性ビタミン」のう
ち、「ビタミンC」を除く「8種類」の
ビタミンを「ビタミンB群」と総称し
ています。
分類の詳細は下記の通りです。
1.「水溶性ビタミン(9種類)」
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシ
ン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタ
ミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミン
C
2.「脂溶性ビタミン(4種類)」
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、
ビタミンK
なお、「水溶性ビタミン」の多くは、過
剰に摂取しても摂りすぎた分は尿と一
緒に排泄されてしまうため、普段から
こまめに補給する必要があります。更
に、水洗いや加熱など調理の過程で失
われることがあるので注意が必要です
一方「脂溶性ビタミン」は体外に排出
されにくいので、逆に「過剰摂取」し
ないように注意する必要があります。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.13種類
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問題3.「ビタミン」の研究が進むにつ
れ、以下の内容が明らかになってきて、
その分類も修正されてきました。
その内容例は下記のとおりです。
1.「ビタミンB」はいくつかの「ビタ
ミン」に分かれる
2.「栄養素」として摂取しなければな
らない「脂肪酸」であるとされていた
「ビタミンF」は、「ビタミン」ではな
いことが判明した
3.「ビタミンH」は、「ビタミンB」
に含まれることが判明した
こうして、新しい事実が解明された事
に伴い、「ビタミン」としての名称が適
当でないものは、「ビタミンH→ビオチ
ン」、「ビタミンMやビタミンBc→葉
酸」など、その「物質名」で呼び、分
類分けされるようになりました。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.見解の「間違い」や、「ビタミンB
群」が判明された為
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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