【食育クイズ：Vol.４２１】
日本人にとって、人類にとっても、大
きな試練と、社会的機能の変容を余儀
なくされた２０２０年もあと２日で終
わります。しかしながら、残念なこと
に、来年は今年以上に予測できないレ
ベルの試練と行動変容を余儀なくされ
る年になるのではないかと言われてい
ます。
今年「菅総理」が私たち国民に対して
真っ先に言った言葉は、「自助」の要請
でした。この言葉は、その後の行動を
見る限り、コロナ禍を隠れ蓑とした、
私たち一人ひとりが「自己責任」で生
きることを余儀なくさせる政策を実行
するという宣言だったと思われます。
「国や行政」は、少なくとも２０年ほ
ど前までは、国民や地域を守る政策を
一部ながらも実行していたと思います。
ところが、現在では、この「菅総理」
の言葉に象徴されるように、国民や地
域に対して「自助」を要請し、総理自
らが、敢えて「国民を守らない政策に
フォーカスする」宣言をした事になっ
ている状況です。来年以降の「菅内閣」
の政策は、下記の通りです。
１．国民のために税金を還元しない（予
算を使わない）、「小さな政府化」を加
速する
２．サバイバルな時代を生き抜くため、
経済の効率化を優先的に促進し、その
ためには国境のないグローバルな自由
競争を加速して、まずは一部の既得権
益者や海外の投資家にカネを集中させ
て、そこから貧しいものに配分してい
く政策を加速する
３．自由競争優先主義にフォーカスす
る政策実行のプロセスにおいて、自由
競争に負けた人や企業は、どうなろう
とあくまでも自己責任であり、仕方が
ない事と考える
以上のような方針を実行する法案が既
にどんどん出てきています。この事は
結果として、一時的であれ、仮にもし
日本人が「１億総貧困化」しても仕方
がない、「自殺者」が激増しようと仕方
がないという、国が国民に対して極め
て「無責任」極まりない態度になる事
を示唆しています。
「菅政権」の国民に対する基本的な姿
勢は、あくまでも「自助」の要請であ
り、「自己責任」の要請なのです。
そこでまず私たちが実行することは、
もはや私たちを取り巻く環境が、何か
に頼るような、頼れるような環境では
無くなっていることを、まずは素直に
受け入れ、自分の足元を見つめ直し、
しっかりとその根っこにある大地を踏
みしめることから始めてみてはいかが
でしょうか？
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日本人の食の基本中の基本は「ご飯とみそ汁
（コメと大豆）」ですが、まずはそのそれぞ
れの根っこの部分である「種子」から
おさらいをしてみましょう。
１．日本の「種子」は、「各地域」ご
とに微妙に異なっていて、「多種多様」
なかたちで存在している
２．遥か昔から、各地域の「種子」は
それぞれのご先祖様の辛苦によって守
られ、培われてきた
３．現在でも、「多種多様」な日本の「種
子」は、それぞれの地域の「マイ・ベ
スト」な「宝物」として存在している
ところが多い
４．「多種多様」な日本の「種子」は、
急激な環境の変動、経済の落ち込み、
少子高齢化などの理由によって、瀕死
状態か、既に消えてしまっているとこ
ろも見受けられ、現在ではその存続が
「危機的状況」にあるといっても過言
ではない
以上、今でも日本各地を巡ってみると、
それぞれの地域の「マイ・ベスト」な
「種子」の存在を知ることができます
が、実は「瀕死」な状況であり、政府
は「遺伝子組み換え種子」導入によっ
て、効率化、集中化させ、背後にいる
海外資本や、投資家、日本の既得権益
者などにその利益を集中化させる政策
を粛々と実行しつつあるのが現状です。
日本人のご先祖様たちが守ってきた
「多種多様」な「種子」を守ることは、
その地域ごとに存在している「多種多
様」な「郷土料理」などの「食文化」
を守ることに繋がります。例えば各地
域に残っている「地大豆」を守ること
は、「おらが故郷のみそ汁」文化を守る
事になる訳です。
このように、まずは私たち一人ひとり
が自らの足元を見つめ直し、そこにあ
る根っこをしっかりと見つけ出し、守
ることが、人に頼らない「自己防衛」
の始まりであり、健康・健全に末永く
生き残っていくための唯一の方法なの
ではないでしょうか？
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日本各地にはそれぞれに先祖代々引き
継がれてきた、「マイ・ベスト」の食材
があります。それが「郷土料理」とな
り、「おらが汁」となって、人々の命と
健康を守ってきた、という経緯があり
ます。「ご当地鍋」は、日本の各地域に
無数に存在していますが、それを紐解
くと、「おらが鍋」にまつわるいろいろ
な逸話が想像され、幸せな気持ちにな
ることができます。
さて、本日も名物「ご当地鍋」につい
ておさらいクイズにチャレンジし、正
月にむけて、一家団欒のある幸せな場
面を想像し、実現いたしましょう！
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問題１．「日本海鍋」はどこの地域の「ご
当地鍋」でしょうか？次のうちから選
んで下さい。
１．北海道
２．広島県
３．島根県
４．石川県
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問題２．「京都府、丹後半島」で食べら
れている深海魚「ノロゲンゲ」を使っ
た鍋があります。その名前は何でしょ
うか？次のうちから選んで下さい。
１．ゲンゲ汁
２．ノロ汁
３．ジル汁
４．グラ汁
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問題３．「チクリン鍋」はどこの地域の
「ご当地鍋」でしょうか？次のうちか
ら選んで下さい。
１．福岡県
２．宮崎県
３．鹿児島県
４．熊本県
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
問題１．「日本海鍋」は「石川県」の「ご
当地鍋」です。「日本海」の「海の幸」
を全てつめこんだような豪華な具材が
特徴の魅力的な鍋です。「能登半島」海
域は「暖流」と「寒流」がぶつかりあ
う、「多種多様」な魚が集まる抜群の漁
場と言われています。「能登半島」の左
側を接する「富山湾」は「天然のいけ
す」とも称されていることで有名です。
この日本有数の恵まれた環境で水揚げ
される海鮮を惜しみなく使用している
のが「日本海鍋」です。
「カニ」や「タラ、アンコウ」など、
個性豊かな旬の食材同士が重なりあう
ような、日本海の旨みを徹底的に味わ
い尽くす鍋と言われています。
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４．石川県
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問題２．「京都府、丹後半島」には、深
海魚「ノロゲンゲ（別名「グラ」）」を
使った「ご当地鍋」があります。「ノロ
ゲンゲ」の表面は、ゼラチン質で、ぬ
るぬるしていている「深海魚」で、冬
の「丹後半島」で「ズワイガニ」と一
緒に「底引き網漁」で水揚げされます。
表面がゼラチン質でヌルッとしている
のが特徴で、火を通すと、ゼラチン質
が溶けて、とろっとした食感がたまら
ない味わいになるとされています。
「グラ汁」は数ある「グラ料理」の中
でも昔から親しまれている代表的な
「郷土料理」です。旨みが染み出たと
ろりとした汁を飲み、グラの真っ白な
身は、体が冷える冬には最高のご馳走
になると言われています。
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４．グラ汁
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問題３．「チクリン鍋」は、「鹿児島県、
さつま町」にある「宮之城温泉」を彩
るの「名物郷土料理」です。「宮之城」
の地は全国一の「タケノコ」の産地で
あることから「竹林（ちくりん）村」
とも呼ばれていて、それがこの鍋料理
の名前の由来となっているそうです。
食材には「タケノコ」以外にも、「川内
川」で獲れる「山太郎ガニ」、「紫尾山
麓」の「イノシシ、地鶏、キノコ、野
菜」などがふんだんに入ったボリュー
ム満点の鍋で、全体的にくどくない繊
細な味わいが癖になるそうです。
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３．鹿児島県
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD（慢性
閉塞性肺疾患）」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Ｐro．お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約１．２倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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かったら一度遊びにきてくださると嬉
しいです。「いいね」もしてくださると、
情報更新のお知らせが届くようになり
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