【食育クイズ:Vol.439】
今から26年前の、1995(平成7)
年の今日、「阪神・淡路大地震」が発生
しました。
今では当たり前となっている「自衛隊」
による災害派遣や、数多くの震災ボラ
ンティア活動が、この震災の実体験を
きっかけとして定着していく事になり
ました。
1月17日は「防災とボランティアの
日」、「ボランティア元年」、「兵庫安全
の日」、または、ボランティアによる「炊
き出し」などで、多くの被災者が励ま
された事により、「おむすびの日」とし
て、記念日に制定されています。
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この震災の教訓として、被災者の声を
集めてみると、震災直後は「生きてて
良かった」から始まり、その後「機能
停止」に陥っている「ライフライン」
が復旧しないまま1日~2日後になる
と、自衛隊やボランティアなどからの
配給によって、「水がきて良かった」、
「パンが配られて良かった」となりま
す。
ところが、その当時は、その後続いて
発生した、「新潟地震」、「雲仙普賢岳」、
「東日本大震災」、「熊本大震災」等の
大災害を経験するにつれ、被災地に対
する支援活動が次第に標準化され、進
歩する前の段階だったため、まずは取
り急ぎ配給できる「ライフライン」ギ
リギリの「水やパン」などが、何日も
続いてくると、被災者の心情に変化が
表れ、次第に「生きてて良かった」か
ら、「生き続けていくための元気さ」を
求める声が多くなってくるようになり
ました。
「水」や「非常食」などによって、ギ
リギリで生きてはいけるものの、被災
によって「家」を無くし、家族や大切
な人を失ったという現実に直面してい
る被災者の心情や、疲弊した体、傷つ
いた心を「癒やす」事はできない訳で、
多くの被災者たちが一様に「何かが足
りない、何かが足りない」と反復して
言葉に出すようになりました。
そういう「被災者」の願望と、「ボラン
ティア」の人たちの「被災者」を思い
やる気持ちが一致して、「温かい炊き出
しのご飯と味噌汁」こそが、最も心身
ともに傷つけられた「被災者」にとっ
て必要不可欠な食の提供であるとの気
づきに繋がっていったのです。
当時「ボランティア」で現地に入って
いった「キャンプ愛好家」のグループ
の実体験に基づく証言を聞くと、その
とき持参した自前の「飯盒(はんごう)
炊飯」など、キャンプで使用する道具
が、ライフラインは止まっている被災
地では大きな武器となり、それらを駆
使して「炊き出し」を行ったところ、
被災者にとって「一番欲しかったもの」、
「一番元気が出るもの」が、炊き出し
の「ご飯と味噌汁」だったと言ってい
ます。
私たち日本人は縄文時代から「コメと
大豆」を食べて、自らの命と健康を守
ってきました。災害大国「日本」に生
まれ、「古来」から数多くの自然災害に
見舞われ、そこから何回も立ち直る事
ができたのは、実は「コメと大豆」を
中心とした食文化であり、それこそが、
長い間に培われてきた日本人のDNA
が求める食の本質であったと言うこと
を、26年前の「大震災」が示してく
れたのです。
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さて、本日のクイズです。「阪神・淡路
大震災」で、被災者へボランティアに
よる「炊き出し」が、数多く実施され
ました。次のうち最も食材としての大
切さを再認識させた「炊き出し」とは
何だったでしょうか?次のうちから選
んで下さい。
1.おむすび
2.うどん
3.すいとん
4.とん汁
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】家が倒れ、道路が崩れ、多く
の人達が亡くなった「大震災」から生
き残った「被災者」の方々は、たった
一晩で「食べ物」も無く、不安のどん
底に突き落とされました。
まさに、いつも食べていた「ごはん」
も食べられなくなりました。
そのとき、ボランティアの方々によっ
て「おむすびの炊き出し」が行われ、
被災者は、「おいしいごはん」を食べる
ことによって、元気になっていったそ
うです。
「兵庫県」では、震災の翌年、この震
災での経験から、「お米」の大切さを再
認識し、「ごはん」中心の健康的な食生
活を推進する「おいしいごはんを食べ
よう県民運動」を始めたそうです。
さらに、この運動を国民レベルの草の
根運動として広げるため、平成11年
に「ごはんを食べよう国民運動推進協
議会」を設置し、国民的な運動として
発展させる事になり、現在では「自衛
隊」の「野外炊具1号(炊き出しキッ
ト)」に代表されるように、即効で対応
できる「災害派遣の中心的食材」とな
りました。
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現在の日本の政府や行政、経団連など
の中枢は、食のあり方までも「今だけ、
カネだけ、自分だけ」というグローバ
リズム的自由競争の金儲けビジネスと
しか捉えていません。驚くことに「菅
総理」は最近の記者会見で、現在の国
民一人ひとりが等しく保険を受けられ
る「保険制度」まで見直す考えあるこ
とを示唆しました。食料に関する政策
と全く同様で、外資を入れて自由競争
にし、現状の国の負担による保護制度
を潰し、アメリカのように、医療を全
て金次第にし、自由契約保険制度にし
て外資を導入し、国が税金を使って国
民を守らない方向にするという考えを
示しました。
国の中枢が、災害やインフラ整備、農
業支援などに税金を使うのは、税金の
無駄遣いだとして、税金を国民のため
に使わず、グローバルな多国籍経済に
使って、日本や海外の投資家たちの手
に委ね、土地や種子を保護しない政策
と同様に、日本のいろいろな産業や制
度を海外の投資家に売り渡し、日本を
「草刈場」にしてしまう政策を推し進
めようとしています。「グローリズム」
経済推進者の基本的な考え方は、「資本
家」や「一部の既得権益者」たちに圧
倒的にカネがいってしまうことこそ、
自由主義経済の本質であり、競争に勝
った強者だけが儲かることこそ、良い
政策だとしています。従って金儲け至
上主義となった「経団連」などと「菅
政権」が結託している以上、大企業が
儲かるための法整備が更に進む事が予
測されます。
食の分野では、中国など海外に生産工
場を持つ企業が儲かるような政策と輸
入が益々進み、その結果として、現在
の日本は一見いつどこでも何でも食べ
られるという「飽食の時代」を享受し
ているように見受けられますが、その
反面、国内の生産者や加工工場は圧迫
され、廃業に追い込まれ、国内食料自
給率は益々減少の方向になっていって
しまいます。
食を「安全保障」の面から考えれば、
「防災」や「世界的食糧危機」に備え
るために、「何でも当然のように自由に
食べられる」から良いということでは
なく、「災害時」や「戦争時」などのよ
うに、何でも自由に食べられない状況
に備える政策を国が税金を使って推し
進めることが必要であると思われます。
大災害になると思い出す日本人の「食
の基本」、「元気の基本」は、鍋による
「炊き出し」であり、「ご飯と味噌汁」
であるとう事を決して忘れてはならず、
どんな状況でも国民一人ひとりに行き
渡るための備えをしておくことの重要
性を、考えるときがきているのではな
いでしょうか?
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.おむすび
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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