【食育クイズ:Vol.552】
日本に「お茶」が伝わったのは「平安
時代」初期と言われていて、「最澄、空
海」等、「遣唐使」として「唐」に留学
した僧侶が持ち帰ったとされています。
「静岡県」の「お茶」生産の始まりは、
「鎌倉時代」、僧呂の「聖一国師」が、
「宋(中国)」から茶の種を持ち帰り、
出生地付近の「足久保(現在の静岡市
葵区)」に蒔いた事から、と伝えられて
います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/column_sei_kokushi_img.jpg聖一国師.jpg)
現在「静岡県」は、「お茶」の生産量「日
本一」を誇っていますが、消費者の「ラ
イフスタイルの変化」から、「お茶は急
須で入れて飲むもの」という「お茶」
需要の「減少化」傾向と、それに比し
て「ペットボトル飲料」需要の「増加」
傾向があり、焼酎用のイモ畑から転作
する等、それら「消費者」嗜好の変化
や、お茶市場の変化に対応できている
「第2位」の「鹿児島県」の猛追があ
り、両県の生産量の差は僅差となりつ
つあると言うのが現状だそうです。
このような「市場」の変化と相まって、
作業が難しい急斜面の茶畑が多いと言
われる「静岡県」は、「高齢化」による
「耕作放棄地」の増加や、「後継者不在」
などの理由があって、その「生産量」
の減少傾向に歯止めがかからず、「鹿児
島県」との差が縮まってしまった理由
となっているようです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/おアチャ生産量ダウンロード.jpg)
例えば「お味噌汁」の市場でも、消費
者の「ライフスタイルの変化」から、
各「家庭」で「味噌」を使って「味噌
汁」を作る回数が「週2回」レベルま
で激減する一方、「即席味噌汁」や「外
食」での需要が急増するなど、消費者
「嗜好」が激変し、その変化に対応で
きなかったところは衰退しているとい
う現状があるのと同様に、そもそも「お
茶は急須で入れて飲むもの」という、
いわゆる「一番茶」生産にこだわり続
け、ペットボトル飲料用向けと言われ
る「二番茶」生産への対応強化が遅れ
た事が、第2位である「鹿児島県」の
猛追を許す要因となっていると言われ
ています。
このように、時代の変化に対応する部
分と、古くから継承してきたかけがえ
のない「日本の食文化」の「維持・継
続・発展」との両輪を高度に満たして
欲しいと、今後「静岡県」の巻き返し
を期待している人も少なくないのでは
ないでしょうか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/静岡急斜面静岡-お茶-見出し1-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/まきのはら3348ad1513909504765173effbcbd573fa23814f5d-206x300.jpeg)
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さて、本日は、「静岡県」の誇る日本一
の「特産品」である、「静岡茶」につい
て、おさらいクイズにチャレンジしま
しょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/名産品銀座.jpg甲信越.jpg東海三県.jpg愛知県.jpg静岡県.jpg)
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問題.「静岡県」で最も多く栽培され
ている「チャノキ」の品種は、どれで
しょうか?次のうちから選んで下さい。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/423a963e092ac49c625373259b42ffda_m.jpgtyatytumi-300x208.jpg)
1.ゆたかみどり
2.はるもえぎ
3.やぶきた
4.あさつゆ
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「やぶきた」は、日本茶の「代表品種」
とも言われる「銘茶」で、日本の茶園
の70%以上を占める超優良品種です。
「やぶきた」の誕生は、1857年(明
治時代)生まれの「杉山彦三郎」氏が、
現在の「静岡市、清水有度」の「竹や
ぶ」を開墾し、色々な「お茶」の種子
を蒔いて「茶園」を作り、その中から
2本の「優良系統」を選抜した事から
始まったと言われています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/杉山彦次郎unnamed-226x300.jpg)
その「優良系統」のうち、「竹やぶ」の
北側に植えたものを「やぶきた」、南側
に植えたものを「やぶみなみ」と命名
した事から「やぶきた」の名前が誕生
したという訳になります。
その後「やぶきた」は、1945年に県
の「奨励品種」に選定され、1953年
になって「農林省登録品種」に指定さ
れたという経緯があり、そして現在で
は「押しも押されぬ」日本を代表する
「メジャー品種」となっている訳です。
ちなみに、その記念すべき「原木」は、
「静岡市、谷田」にある「文化センタ
ー」へ移植され、県の「天然記念物」
に指定されているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/原樹imgb8af8683zik1zj.jpegやぶきた.jpeg)
「やぶきた」は、「煎茶」向けとして最
適の「チャノキ」と言われ、「霜」に強
く、「収量」も多いそうです。そして、
実際に飲んでみると、その「色」、「香
り」、「旨み」、「渋み」など、「お茶」の
美味しさを表す全ての要素においてバ
ランスが良く、誰もが認める高品質な
「お茶」であると言われていて、「静岡
県」内の「茶園」面積の9割を占めて
いると言われてる所以でもあるそうで
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/ダウンロード.jpgyabukita.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/ダウンロード.jpgやぶきた2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/やびきたまきのはらscenario_02-300x300.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/05/静岡茶unnamed.jpg)
ちなみに「ゆたかみどり」は、「鹿児島
県」のトップ品種で、「やぶきた」に次
いで栽培面積が多い人気品種です。
「はるもえぎ」は、次世代のスタンダ
ードして期待されている品種で、「静岡
県」、「鹿児島県」共に耕作面積が増加
傾向にあると言われています。
「あさつゆ」は、「鹿児島県」の品種で、
別名「天然玉露」と呼ばれるほど、ま
るで「玉露」のような、濃厚な「旨味」
と「甘み」が特徴の品種です。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.やぶきた
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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