【食育クイズーVol.83】
「棚田(たなだ)」は1年中、田んぼには水
が入ったままです。これを「天水田」といい
ます。
「天水田」とは山深い棚田特有の生活排水や
工業排水が一切流れ込まない、自然の水のみ
を使用した田んぼのことを言います。
「棚田」には「クロメダカ・ドジョウ・ゲン
ゴロウ・水カマキリ・タイコウチ・コオイム
シ・マツモムシ」……、今ではほとんど見ら
れなくなった水性昆虫など、たくさんの生き
物が共生していて、まさに「自然そのもの・
命をはぐくむ場所」なのです。除草剤を使用
しない「棚田のおコメ」が大変美味しい理由
はそこにあります。
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さて、問題です。「棚田の天水田」では、山
のわき水を利用して、米作りをしています。
常に水をはったままにしているのが特徴なの
で、稲刈りのときも水が入ったままです。あ
ぜの雑草取りなどに除草剤を使えません。
何故除草剤を使えないないのでしょうか?
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1.ホタルや水生昆虫など、共存している生
物が死んでしまうから
2.稲まで枯れてしまうから
3.田んぼの水がもれるから
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】棚田では、根っこから枯らせてしま
う除草剤は使えません。棚田の天水田は1年
中水をはっているので、あぜがダムの役割を
果たしています。草の根っこで崩れないよう
に保っているので、雑草対策は根っこを残す
ため、除草剤を使わず「草刈り」の一択とな
ります。棚田では稲刈りまで、何度か草刈り
を繰り返します。棚田の農業とは雑草との戦
いという側面もあるのです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
3.田んぼの水がもれるから(あぜが崩れる
から)
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戦後の日本は、大きく食文化スタイルが変わ
りました!戦争に負けるまでは、縄文時代か
ら日本人は農耕民族で、「瑞穂(五穀)の国」
であり、「ごはんと味噌汁」が日本人の命と
健康を支えてきました。でも戦争によってア
メリカの無差別爆撃によって焦土化してしま
った国土では食料をまかないきれず、食料資
源大国のアメリカからここぞとばかりに小麦、
大豆、とうもろこしなどの主要穀物が大量に
輸入され、以来、日本人は圧倒的に「パン食」、
「肉食」のライフスタイルに変わってしまいま
した。しかし戦後80年になろうとする今、少
しずつ、「和食(コメと大豆:ご飯と味噌汁)」
文化が、本来的に日本人のDNAにマッチン
グしているのではないかという機運が高まっ
てきました。5000年以上前の縄文時代か
ら、少なくとも今から≒3000年前に、ア
マテラスオオミノカミが天から降りてきて、
今の天皇陛下のご先祖様に「イネ」を手渡し、
「あなたの仕事は民とともにこのイネを育て、
五穀豊穣を祈ることです!」と言われたとき
からずっと、日本人のDNAは「農耕民族」
として培われてきました。日本人の食文化は、
白人文化に象徴される「狩猟民族」の「肉食」
主体ではありません!
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1年ありますので、食肉の代替品としてご家
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