【食育クイズ:Vol.683】
本日も「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食や地域」の文化につ
いて、おさらいクイズにチャレンジし
ましょう!
本日は、「和歌山県」(Vol.43)の
「郷土文化」、「歴史」などについて、
クイズを楽しみながら知見を高め、日
本の地域の素晴らしさを共有しまし
ょう!
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自然の宝庫と言われる「和歌山県」で
は、昔からその食材を利用した数多く
の「郷土料理」を生み出してきたとい
う経緯があります。
さて、本日は、「和歌山県」の「郷土
料理」の中で、その「誕生秘話」とし
て有名な「逸話」があるものについて、
おさらいクイズにチャレンジしましょ
う!
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問題:「和歌山県、田辺市(旧大塔村)」
に古くから伝わる「郷土料理」で、こ
の地域の「おせち料理」として、正月
の「餅」の代わりに食べると言われて
いる「郷土料理」とは何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.ぼうり
2.かきまでごはん
3.はたごんぼずし
4.かきまぶり
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「ぼうり」とは、「和歌山県、田辺市
(旧大塔村)」に伝わる「おせち料理」
で、大きな「里芋」が「皮付き」のま
ま「お椀」に入っていて、「お箸」で
割って食べる「料理」だそうです。
この地域では、昔から、正月の「餅」
の代わりに「ぼうり」を食べる習わし
があるそうで、全国各地に伝わる珍し
い「おせち料理」中でも、一番のイン
パクトがある「料理」とも言われてい
ます。
「ぼうり」とは、「里芋」の中でも最
も大きな「親芋」を使用し、「醤油」
や「砂糖」で甘辛く煮つけ、丸ごとお
椀に盛り付けた料理の事を言います。
このお椀の中から巨大な里芋が顔をの
ぞかせる様子はインパクト抜群で、最
初に見た人は必ず驚くとも言われてい
ます。
この「ぼうり」誕生のルーツは、「鎌
倉時代、南北朝」の時代にまで遡りま
す。当時「鎌倉幕府」と権力争いをし
ていた「後醍醐天皇」の王子「大塔宮
護良親王」は、「鎌倉幕府」からの
「追っ手」から逃れるうちに、現在の
「田辺市(旧大塔村鮎川地区)」に迄
辿り着いたそうです。そのとき空腹を
感じた「王子」は、地元の人たちに
「正月用のあわ餅」を所望したところ、
「鎌倉幕府」からの追っ手の目をくら
ますため、「山伏」の扮装に身をやつ
していた「王子」の姿を見て、当時は
「山伏」には物を与えてはならないと
いう村の規則があったため、土地の人
達は「王子」の求めを断ってしまった
そうです。その後、この「正月用のあ
わ餅」を求めていた人物が「後醍醐天
皇の王子」だったと言う事を知った土
地の人達は深く恥じ入り、その行いに
対する不敬を戒めるため、正月に「餅」
をついて食べるのをやめ、その代替と
して「里芋」の「おせち料理」が誕生
したという経緯があるそうです。
「ぼうり」は、しっかりと濃厚な味付
けがされているため、「日持ち」する
事が求められる「おせち料理」には
「最適」であったため、現代に迄受け
継がれる「郷土料理」となって伝えら
れています。
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「かきまでごはん」は、「日高地方」
に昔から伝わる、「焼き魚の骨」で出
汁をとり、季節の野菜を炊いて味付け
し、酒を入れて炊いたごはんに混ぜ合
わせる料理で、酢飯にはしないのが特
徴だそうです。
「日高地方」では「サバ」がよく獲れ
た事から、ごはんに混ぜて食べるのが
昔からの「ならわし」になっていった
そうで、通常の「ちらし寿司」とは異
なり、地域の温暖な気候を生かして採
れる新鮮な「農作物」や、魚の宝庫と
言われる「紀伊水道」で漁獲される新
鮮な「サバ」を使って、敢えて酢飯に
しない、手軽でやさしい味わいの「混
ぜご飯」文化が生まれたと言われてい
ます。
こうして「日高地域」では、昔から
「お祝い事」や、「法事」、「ひな節句」、
「お祭り」など、人が集まる行事では
必ず「かきまでご飯」が振る舞われて
きたそうです。
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「はたごんぼずし」は、標高552m
の「国城山」の中腹に位置する「橋本
市、西畑地区」で栽培される「ごぼう」
である「はたごんぼ」を輪切りにして、
その中心部をくり抜き、そこに「酢飯」
を詰めて作られる、この地域発祥の
「郷土料理」です。
ちなみに、「はたごんぼ」の「はた」
は「西畑地区」の地名から、「ごんぼ」
はこの地域の方言で「ごぼう」の事を
表しているそうです。この「はたごん
ぼ」は、「江戸時代」から栽培されて
いたそうですが、次第に「柿畑」にシ
フトしていき、「昭和時代」になる頃
には、ほとんど「自家消費用」レベル
の量しか栽培されなくなってしまった
いたのを、地元の人たちがその復活を
願って、2013年から「幻のはたごん
ぼ」として活動を始めたそうで、現在
では「和歌山県」の「優良県産品」で
ある「プレミア和歌山」に認定される
レベルにまで普及しているそうです。
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「かきまぶり」は、「紀の川平野」の
東部に位置する「那賀地方」の「郷土
料理」で、「江戸時代」に整備された
灌漑用水路によって、「紀州国」の
「穀倉地帯」として、稲作が発展して
きた経緯のあるこの地域ならではとし
て、生まれた「郷土料理」だそうです。
この地域では、昔からこの「特産米」
を使い、そこに「乾物」や、季節の
「野菜」などを使って、多彩な「寿司
作り文化」が培われてきたそうで、
「かきまぶり」はその中の一つと言わ
れ、「四季の野菜」などを酢飯(すし
飯)に混ぜて、「ちらし寿司」にした
ものを言います。
「まぶり」とは、「那賀地方」の「か
き混ぜる」という意味の方言である事
から、「かき混ぜ」と混ざって「かき
まぶり」と呼ばれるようになったとい
う経緯があるそうです。
「かきまぶり」は、具材全てを一緒の
煮汁で炊き上げる作り方であるため、
大量に作りやすく、「祝い事」や「お
彼岸」など、来客が多い時に重宝され
てきたそうで、「祝い事」や「お彼岸」
など、人が集まるときにたくさん作っ
て振る舞うほか、「田植え休み」のご
馳走でもあったそうです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.ぼうり
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
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国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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