【食育クイズ:Vol.976】「京都府」の「京野菜販売文化」おさらいクイズ! 「京都」で女衆が呼びかけをしながら野菜を販売する事を何と言う?

 

【食育クイズ:Vol.976】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、和歌

 

山県、奈良県、兵庫県、京都府、大阪府)」

 

の主として「食文化」や「歴史」をテーマ

 

とした地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等の素

 

晴らしさを、クイズを楽しみながら知見を

 

高め、共有して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「野菜販売の文

 

化」について、おさらいクイズ(Vol.183)

 

にチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都」は、1200年の長きに渡り日本の

 

「都」であった事から、数多くの日本を代

 

表する豊かな「文化」が誕生し、育まれて

 

きたと言う経緯があります。

 

その一つである「京料理」は、地場産の

 

「京の伝統野菜」や、「京のブランド産品」

 

が支えていると言って良いでしょう!

 

しかしながら、先の敗戦直後の時代におい

 

て、アメリカからの圧力もあり、「食の分野」

 

における日本の植民地化政策が進み、食の

 

輸入依存度が急速に高められてきたと言う

 

経緯があり、手間暇が掛かる「伝統野菜」

 

の栽培の継続が厳しくなり、更に、「種苗」

 

の入手も難しなったため、「京都」のみなら

 

ず、日本の多くの生産者が、栽培の楽な

 

「西洋野菜」に移行していってしまったと

 

言う、日本の食の安全保障にとって、悲し

 

むべき現実に直面してしまったと言う経緯

 

がある訳になります。

 

それでも、1970年代になると、1200年

 

の歴史に培われてきた「京都」が、他の地

 

域に比して、率先して、「伝統野菜」の「価

 

値の見直し」や「復興」に立ち上がったと

 

言う経緯があり、「京都府農業総合研究所」

 

を中心に、1974年、戦後の日本でどこよ

 

りも早く、「原種保存」を開始し、伝統野菜

 

の復興事業が始まったと言われています。

 

その後、この「京都農総研」の動きに呼応

 

するかたちで、栽培に取り組む「篤農家」

 

が少しずつ現われていき、1988年になっ

 

た時点で、「京の伝統野菜」の「定義付け」

 

をするレベル迄、復活していったと言う経

 

緯がある訳になります。

 

 

こうして、現在において、「京野菜」が残っ

 

たのは、この1970年代に起こった、「明治

 

時代以前」からの長きに渡り培ってきた

 

「歴史観」や「精神性」を、ものの見事に

 

駆逐してしまった「敗戦によるアメリカか

 

らの圧力」に対する「京都民」の「対抗文

 

化の精神性」に負うところが非常に大きか

 

ったと言えるでしょう!

 

 

「ユネスコ」は、「和食(日本食)」を、未

 

来に残すべき「無形文化遺産」と認定しま

 

したが、この世界に誇る「食文化」を支え

 

るのは、出汁の取り方などの調理法も重要

 

な要因ではありますが、その一方で「伝統

 

的な食材」が無くては話にならない訳であ

 

り、日本の「伝統野菜」も同様に、「無形

 

文化遺産」の一つとして考えた方が良い訳

 

で、まさに「京都民」による「京の伝統野

 

菜」の取り組みは、その象徴的なものだと

 

言える事になる訳なのです。

 

さて、本日は、「京都」では、この「伝統野

 

菜」を販売する方法にも、同様に「京都」

 

らしさが現存されていると言うところに着

 

目して、おさらいクイズにチャレンジ致し

 

ましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:「京都、洛北」の農家の女性が、「野

 

菜どうどうすえ、おいしおすえ…」等々と

 

言った呼び掛けをしながら、「大八車」に

 

「朝採り」の「新鮮野菜」を積んで売り歩

 

くと言う販売方法は、現在の「京都」でも、

 

脈々と受け継がれていると言われています。

 

 

さて、それでは、その「京都独特」な「販

 

売方法」の事を、「京都民」は何と呼んでい

 

るでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.一手売り

 

2.立ち売り

 

3.呼び売り

 

4.振り売り

 

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【解説】

 

「京都」には、「中央卸売市場」と「錦市場」

 

と言う二つの大きな「市場」がありますが、

 

実は、「市街地」近くの農家は、「市場」に

 

卸すだけでは無く、古くから、「女衆」によ

 

る「振り売り」と呼ばれる「行商」を行な

 

ってきたと言う経緯があるそうです。

 

 

 

「江戸時代」の「振り売り」は、「天秤棒」

 

に商品を乗せて売り歩くと言う行商スタイ

 

ルだったそうで、その多くは、顔見知りの

 

お客様の家を直接訪ねると言う、「訪問販売」

 

方式だったようで、ちなみに、「道端」等で

 

売るのは「立ち売り」と呼んでいたそうで

 

す。

 

「振り売り」は、「天下泰平」の「江戸時代」

 

になると特に盛んになったと言う経緯があ

 

り、当然に販売する食材は、その土地柄が

 

繁栄されていた訳であり、「江戸」は「魚」

 

が多く、「京都」は「野菜」が多かったと言

 

う事になる訳になります。

 

 

 

 

当初「天秤棒」だった「振り売り」は、「明

 

治時代」以降になると次第に変化していき、

 

「大八車」→「リヤカー」→「軽トラック」

 

へと変遷していったと言う訳になり、「京都

 

市」の調べでは、「京都市内」で「振り売り」

 

を実践している農家は、2012年で110軒

 

もあったそうです。

 

 

 

 現在の日本の「国や政府」は、依然として

 

外圧に屈するばかりで、食料に対する「グ

 

ローバル経済推進政策」にストップをかけ

 

ようとせず、日本人が古くから各地で培っ

 

てきた、国内で「自前で流通させる」と言

 

う、古き良き日本の「食料自給体制」を破

 

壊させ、消滅させ、益々「輸入依存度」を

 

高める方向に舵を向け続けています。

 

それでも、長き伝統の中に、最も自分たち

 

を護るための教えがある事を知っている

 

「日本人」が、「民力」による「抵抗勢力」

 

となっている事を、私たち一人ひとりが気

 

付かなければならない時が来ている訳なの

 

です。

 

 

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4.振り売り

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

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閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

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