【食育クイズ:Vol.1106】「京都府」の「平安時代の祈雨伝説」おさらいクイズ! 「平安京遷都」のとき造営された祈雨伝説で有名な場所とは?

 

【食育クイズ:Vol.1106】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「雨乞い

 

伝説」にまつわる「寺院」について、

 

おさらいクイズ(Vol.310)にチャ

 

レンジ致しましょう!

 

 

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「祈雨(きう)」とは、「日照り」の時

 

に「降雨」を「神仏に祈る」事を言い

 

ます。また、「祈雨法」等の修行を行

 

う事を言い、いわゆる「雨乞い」の事

 

を言います。

 

さて、本日は、「平安時代」以降から、

 

記録が残されている「祈雨」の伝説に

 

ついて、おさらいクイズにチャレンジ

 

致しましょう!

 

 

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問題:794年、「桓武天皇」によって、

 

「平安京遷都」が実行されましたが、

 

「遷都」に伴う「平安京」造営の際、

 

「禁苑(天皇のための庭園)」も造営

 

されたそうです。

 

 

 

さて、それでは、この時に造営された

 

「禁苑」で、「祈雨(きう)」の道場と

 

もされるようになった場所とは、何で

 

しょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.神泉苑(しんせんえん)

 

 

2.引接寺(いんじょうじ)

 

 

3.雨宝院(うほういん)

 

 

4.上品蓮台寺(じょうぼんれんだい

 

じ)

 

 

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【解説】

 

「神泉苑」は、天皇や公家が船遊びな

 

どをするため、「平安京遷都」の年で

 

ある「794年(延暦13年)」に、

 

「桓武天皇」によって「平安京、大内

 

裏」の南側に接して造営された広大な

 

「禁苑(天皇のための庭園の事)」の

 

事を言い、造営当時は、この地にあっ

 

た「古京都湖(古山城湖)」と言う名

 

の「湧き池」があり、それを中心とし

 

た「庭園」として整備したものだった

 

と言われていて、その敷地規模は、

 

「二条通」から「三条通」までの、南

 

北約500メートル、東西約240メ

 

ートルに及ぶ、「大庭園」だったそう

 

です。

 

 

 

ちなみに、造園時に中心となった「湧

 

水」から成る「池」は、現在でも「法

 

成就池(ほうじょうじゅいけ)」と言

 

う「空海」の「祈雨(雨乞い)伝説」

 

にちなんだ呼称となり、現存している

 

そうです。

 

 

この造営当初からあった、「神泉苑」

 

の「池」は、敷地の北東部から湧き出

 

る「神泉」と呼ばれる「湧き水」が注

 

ぎ込んで出来ている「池」だそうで、

 

「法成就池(ほうじょうじゅいけ)」

 

と言う名は、「平安時代初期」の頃、

 

日本中が「日照り」で苦しんでいた時

 

に、「淳和天皇」の勅令により、「東寺」

 

から出向いた「弘法大師(空海)」が、

 

「北天竺(インド)」の「無熱池」に

 

おわしたと言われている「善女龍王」

 

様を呼び寄せ、「祈雨(きう)」の修法

 

を執り行ったところ、日本中に雨が降

 

り、成就させたと言う伝説に由来して

 

命名されたと言われています。

 

 

 

 

この「824年(天長元年)」の「空海」

 

の「祈祷」以降は、「法成就池」には

 

「善女龍王様」が棲むとされるように

 

なったそうで、「日照り」の際には、

 

数多くの名僧が「祈雨修法」を執り行

 

うようになったそうです。

 

 

 

また、その「祈祷」と共に、「法成就

 

池」に「竜舟」を浮かべ、「雅楽寮」

 

の「楽人」が「鐘鼓」を打ち、「歌舞」

 

を奉納して雨を祈ると言う「祈雨の儀

 

式」も、執り行われるようになったと

 

言う経緯があるそうです。

 

 

更に、「法成就池」は、日照りで「京」

 

の庶民の「井戸」や「泉」が枯渇した

 

際には、「神泉苑」の門が開けられ、

 

人々が水を汲みに来られるようにする

 

事も、慣習化されていったと言われて

 

います。

 

このように、「神泉苑」は、歴代天皇

 

の釣りや舟遊び、鷹狩、観魚などの宴

 

遊等の目的から造園されたのですが、

 

その後「日照り」の際には、「祈雨の

 

霊場」としての場所となり、その際に

 

は「真言僧」が「雨乞いの祈祷」を執

 

り行うと言う場所として、定着してい

 

ったと共に、「京の庶民」の田畑を潤

 

す水源にもなっていたと言う経緯があ

 

り、更に、また、「祇園祭」の発祥と

 

なった「疫病除け」の「御霊会」も、

 

「863年」から執り行われるように

 

もなり、こうして「神泉苑」は、「国

 

家的規模」の「宗教的な霊場」となっ

 

ていったと言う経緯になる訳なのです。

 

 

その後、悠久の時を経て、「江戸時代」

 

になると、「徳川家康」が「征夷大将

 

軍」となり、「江戸幕府」を開いた

 

「慶長8年(1603年)」に、「京都

 

御所」の守護と、「家康」自身が「上

 

洛」した時の宿泊所として、「二条城」

 

を築城する事となったそうで、築城に

 

あたり、「神泉苑」の「湧水」を利用

 

して、「城の濠(ほり)」を満たすと言

 

う事になり、「神泉苑」の北部分から

 

の大半が「二条城」に取り込まれ、そ

 

の規模が1/12程度まで縮小されて

 

しまったと言う経緯になったそうです。

 

 

 

 

こうして、「平安時代」以来、「弘法大

 

師の祈雨伝説」を始め、「静御前」に

 

よる「祈雨の舞伝説」や、「源義経」

 

と出会ったとされる「橋伝説」、「小

 

野小町」が詠んだ「歌伝説」等々…、

 

数々の「逸話」が残され、「祈雨(雨

 

乞い)」の「霊地」とされてきた「神

 

泉苑」は、「家康」の「二条城築城」

 

によって、大きく縮小されてしまった

 

と言う経緯がある訳なのです。

 

 

 

 

 

ちなみに、現在の「神泉苑」は、「平

 

安時代」に「空海」が創建した「真言

 

宗、東寺」が管理する「寺院扱い」と

 

なっているそうです。

 

 

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1.神泉苑(しんせんえん)

 

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