【食育クイズ:Vol.1110】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「宇治、
平等院」にまつわる「人物」について、
おさらいクイズ(Vol.314)にチャ
レンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200歴史寺院.jpg)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「京都」の南郊にある「宇治」の地は、
「平安時代初期」の頃から、「皇族、
貴族」の別荘地だったと言われていて、
「紫式部」が著作した「恋愛小説」と
して、その名を馳せる「源氏物語」の
「宇治十帖」の舞台となっています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-180紫式部.png)
ちなみに、「宇治十帖」とは、「源氏物
語」の「最末尾」であり、「第三部」
の「最後の十帖」の事を言います。
その「十帖」の題目は、大きく二つに
分けられ、前半の「橋姫(はしひめ)」、
「椎本(しいがもと)」、「総角(あげ
まき)」、「早蕨(さわらび)」の四巻が
「大君と中君との物語」となっていて、
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-橋姫-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-椎本しいがもと1-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-揚巻あげまき-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-さわらび早蕨1-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-宇治の大君11-270x300.jpg)
後半の「宿木(やどりぎ)」、「東屋
(あづまや)」、「浮舟(うきふね)」、
「蜉蝣(かげろう)」、「手習(てなら
い)」「夢浮橋(ゆめのうきはし)」の
六巻が、「浮舟(主人公の女性)の物
語」となっている訳になります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-宿木1-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-揚巻あげまき-300x141.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-浮舟1-300x146.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-蜉蝣かげろう-300x146.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-手習い1-300x146.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-夢浮橋11-300x146.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-180浮舟11-300x154.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-225浮舟と匂宮1-1.jpg)
前半に登場する「女性の中心人物」は、
「大君と中君」の姉妹であり、姉の
「大君(宇治のおおいきみの事)」は、
「薫(かおる)」の思い人であり、妹
の「中君(宇治のなかのきみの事)は、
「馨」と親しかった「匂宮(におうみ
や)」の妻になったと言う内容になっ
ているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-206薫-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-宇治の大君11-270x300.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-匂宮と中君.png)
後半の「宿木」から「夢浮橋」までの
六帖は、「馨」と「匂宮」との両者と
関係を持ってしまった「浮舟」の「物
語」で、対極的な二人の貴人に愛され
る板ばさみに苦しみ、自ら死を決意し
た「浮舟」が死に切れず、山で行き倒
れているところを「僧都」に救われ、
その後出家を果たしますが、その後
「薫」に消息を掴まれ、自らの元に戻
るよう勧められたのにも関わらず、
「浮舟」は最後まで拒み続けたと言う
内容になっているそうで、こうして、
「源氏物語」は、余韻の尽きない幕切
れを迎える事になったと言う訳なので
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-225浮舟と匂宮1-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/350-180浮舟11-300x154.jpg)
古くから「皇族や貴族」達の別荘地で
あった「宇治の地」には、この「源氏
物語」の主人公として有名な「光源氏」
のモデルとも言われている、「源融
(みなもとの とおる)」が営んだ「別
荘」があった事で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-源融1.jpg)
「源融(みなもとのとおる)」は、「嵯
峨源氏」を生み出した「嵯峨上皇」の
十二皇子であり、最終的には「左大臣」
にまで出世した人物だったそうで、9
世紀末頃には、「宇治の地」に「別荘」
を営んでいたと言われているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-嵯峨天皇11-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/420-源氏平氏の起こり11.jpg)
その後、この別荘は、「源融」が「嵯
峨上皇」直系の血筋であった事もあり、
歴代天皇の「陽成天皇」を始め、「宇
多天皇」に渡った後、「朱雀天皇」の
「離宮、宇治院」となったと言う経緯
があり、その後「宇多天皇」の孫であ
る「源重信」に渡った後、「長徳4年
(998年)」には、「摂政」となった
「藤原道長」の別荘となり、「宇治殿」
と呼ばれるようになったと言う経緯が
ある訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-180藤原道長1.jpg)
その後、「萬寿4年(1027年)」に、
「藤原道長」が没すると、その息子の
手によって、「宇治平等院」が誕生す
ると言う経緯になる訳なのです。
さて、本日は、この「宇治、平等院」
について、おさらいクイズにチャレン
ジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200歴史寺院.jpg)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
問題:「平安時代」の「1052年(永
承7年)」、「末法の年、元年」と言わ
れ数多くの人が恐れおののいていた時、
それを収めるためにも、亡父の「藤原
道長」の別荘であった「宇治殿」を
「仏寺」に改め、「宇治、平等院」が
誕生したと言われています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-宇治平等院11.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200平等院鳳凰堂11.jpg)
さて、それでは、この「平等院」を創
建した「藤原道長」の息子とは、誰で
しょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.藤原兼通
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-255maru藤原兼通.jpg)
2.藤原頼通
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-255○藤原頼通.jpg)
3.藤原通俊
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-255maru藤原通俊1.jpg)
4.藤原頼長
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-255○藤原頼長1.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「平等院」を開いたのは「藤原道長」
の息子である「藤原頼通」です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-藤原頼通11-300x300.jpg)
「頼通」は、父である「道長」が「万
寿4年(1027年)」に没すると、こ
の「平安時代末期」の時期は、「仏教」
を開いた「お釈迦様」の「教え」が次
第に衰減していき、釈迦の死後2000
年を経過すると「末法の世」となり、
仏法が衰えて、世の中が乱れるとされ
ていた「末法の世」が到来すると言わ
れていた時期と言う事もあり、その状
況に備えると言う目的もあって、「頼
通」は、「父、道長」の別荘であった
「宇治殿」を「寺院」に改めようと考
え、実行するに至ったと言う訳なので
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-180藤原道長1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200平等院と極楽浄土庭園11.jpg)
「頼通」は、「宇治、平等院」を「開
山(初代執印)」するにあたり、「京都、
岡崎」にあった「平等院」の住持であ
る「明尊大僧正」を任命したそうで、
この時「明尊」は、「平等院」の名称
を「宇治の地」の新設される寺院の名
称として譲ったと言う経緯になった訳
なのです。
こうして「宇治殿」は、「岡崎、平等
院」の境内にあった「縣神社」を鎮守
社とする事になり、「本堂(金堂)」は、
「宇治殿」の時には「寝殿」だったと
ころを「仏堂」に改造したそうで、
こうして、「末法の世」に備える「宇
治、平等院」が創建されたと言う経緯
になった訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-宇治平等院11.jpg)
「宇治、平等院」が創建された「永承
7年(1052年)」の年は、まさに
「末法の世」に突入する「元年の年」
でもあった事から、当時の「皇族や貴
族」達の「極楽往生」を願う思いは事
のほか強かった訳であり、「極楽浄土
の教主」とされる「阿弥陀如来」を本
尊とする「仏堂」が盛んに造営された
時期だったと言われている訳なのです。
こうして、「宇治、平等院」にも、翌
年の「天喜元年(1053年)」には、
「極楽浄土」をこの世に出現させる
「阿弥陀堂(現・鳳凰堂)」が建立さ
れたそうで、その後「藤原頼通」自身
も、「延久6年(1074年)」、この
「平等院」で亡くなっていると言う経
緯となった訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200宇治平等院阿弥陀如来像1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/11/300-200宇治平等院222.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.藤原頼通
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★大豆プロテイン100g中に植物性
たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
★低脂質(2.7g)です!
★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進
し、腸内健康の源となります。)
これを毎日食すると腸内発酵が促進さ
れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵
にチェンジするので、おならが臭くな
くなります。
デドックス効果で身体もスッキリ!!
每日の食で「医者いらず!薬いらず!」
低脂質!ダイエットに最適な高たんぱ
くプロテイン!
国産の遺伝子組み換えでない大豆だけ
で作った「みそちゃんおじさんオリジ
ナル」の「スーパープレミアム大豆プ
ロテイン」です!
毎日の食に取り入れ、病気になりにく
い若々しい体を維持しましょう!
↓↓↓↓↓ここから入手!↓↓↓↓↓
青森産大和しじみのお味噌汁!限定徳
用セットはここから入手!↓↓↓↓↓
https://6jika.thebase.in/items/25021970
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
と健康を守る活動をしています。大豆
ミートをはじめ、食に関するいろいろ
な情報を発信していますので、よろし
かったら一度遊びにきてくださると嬉
しいです。「いいね」もしてくださる
と、情報更新のお知らせが届くように
なりますのでなお嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓