【食育クイズ:Vol.1350】「京都府」の「平家打倒の謀議」おさらいクイズ! 京野菜にも冠されている平安時代末期に平家打倒の謀議があった場所とは?

 

【食育クイズ:Vol.1350】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「平家打倒」

 

にまつわる「京の伝統野菜」について、

 

おさらいクイズ(Vol.553)にチャレン

 

ジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「平安時代後期」に勃発した「治承寿永

 

の乱(じしょうじゅえいのらん)」は、

 

「源平合戦」とも呼ばれていて、1180

 

年の「以仁王(もちひとおう:第77代、

 

後白河天皇の第3皇子)の挙兵」から

 

始まり、1185年の「壇ノ浦の戦い」に

 

おいて、「平家」が「滅亡」するまでの

 

「内乱」の事を言います。

 

 

 

 

この「内乱」が勃発する4年前の

 

「1176年」に、「法王」となり「治天

 

の君」となって「院政」を執り行ってい

 

た「後白河法王」は、寵愛する「皇太后、

 

平滋子(しげこ)」を僅か35歳で失っ

 

てしまったそうです。

 

 

それまでは、自身と「滋子」との「第7

 

皇子」であった「第80代、高倉天皇」

 

を「擁立」すると言う点で、当時全盛を

 

誇っていた「平清盛」との利害が一致し

 

ていた事を始めとして、亡くなった「平

 

滋子」が、そもそも「平良一族」であっ

 

た事から、実は「院政側」と「平家側」

 

との「利権」では鋭い対立関係があった

 

のを、「調整役」の役割を果たしていた

 

「滋子」が亡くなってしまった事で、一

 

気にその「利害対立」が「表面化」する

 

と言う事態になってしまったと言う経緯

 

になったそうです。

 

 

 

こうして仲介役であった「滋子(法名:

 

建春門院)」が僅か35歳で亡くなって

 

しまった事によって、成人して政務の関

 

与が多くなった「高倉天皇」を擁する

 

「平家一族」に対して、「院政継続」を

 

望む「後白河法王」勢力との対立関係が

 

顕著化していた時期に、更に「修復不可

 

能レベル」になってしまうと言う「事件」

 

がその翌年に勃発しまうに至ります。

 

その「事件」とは、翌年の「1177年」

 

に「京都」の「山荘」で「平家打倒の謀

 

議」があったとされる「事件」の事を言

 

い、この「事件」が発覚した事によって、

 

「清盛」は、「後白河法皇」の命令であ

 

った「強訴」を引き起こした「明雲」を

 

匿ったとされる「延暦寺」への「攻撃」

 

を取りやめるに至り、「謀議」に参加し

 

た「僧侶、俊寛」等の「院政の近臣」達

 

を、「斬首」や「流罪」にして排除する

 

に至った訳なのです。

 

 

こうして「清盛」は、「平家一族」の

 

「利権」を「掌握」する為に、「院政勢

 

力」を排除する事に成功した訳なのです

 

が、「清盛」と「後白河法王」との対立

 

は修復不可能なものとなってしまった訳

 

であり、その後「清盛」は挙兵し、「京

 

都」を制圧し、「後白河法王」を「幽閉」

 

し、「院政」を強制的に停止させるに至

 

り、「第80代、高倉天皇」からその

 

「息子」を僅か3歳で「第81代、安徳

 

天皇」に譲位させ、事実上「平家の傀儡

 

高倉院政」を開始させると言う、いわゆ

 

る「1179年」の「治承三年の政変」に

 

繋がったしまった訳なのです。

 

 

 

 

こうして「清盛」が、「後白河法王」の

 

「院政」を強制停止させ、政治の実権を

 

握った事は、数多くの反対勢力を生み出

 

すと言う結果を生み出し、「源頼朝」の

 

挙兵を促すに至り、やがて「6年後」の

 

「1185年」には、「平家滅亡」と言う

 

「歴史的憂き目」を表す事態となってし

 

まった訳なのです。

 

 

 

さて、本日は、「平家滅亡」のきっかけ

 

となった「後白河院政」の「近臣」達に

 

よる事件について、おさらいクイズにチ

 

ャレンジ致しましょう!

 

 

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問題:「平安時代末期」に、僧侶の「俊

 

寛」が、「平家打倒」の密議を行ったと

 

される「山荘、跡地」に、「碑」が残さ

 

れている事で知られ、その「場所」が、

 

「京の伝統野菜」の名にも冠されている

 

事件が勃発したそうです。

 

 

 

 

さて、それでは、その「野菜名」とは何

 

でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.聖護院大根

 

 

 

2.賀茂なす

 

 

 

3.九条ねぎ

 

 

 

4.鹿ヶ谷かぼちゃ

 

 

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【解説】

 

「鹿ヶ谷の陰謀(ししがたにのいんぼ

 

う)」は、「平安時代末期」の、「安元3

 

年(1177年)」に、「京都」で起こった、

 

「平家打倒」の「陰謀事件」の事を言い

 

ます。

 

 

「京都、東山、鹿ヶ谷」の「静賢法印

 

(信西の子)」の「山荘」で謀議が行わ

 

れた為、このように呼ばれるようになっ

 

たそうです。

 

 

近年の検証では、「平清盛」による「で

 

っち上げ」だとする「説」等もあり、

 

「後白河法皇」の命に背き、「比叡山」

 

への攻撃を回避する為の「清盛」の「言

 

い訳」的な要素があったとも言われてい

 

る訳なのだそうですが、この「事件」の

 

「2年後」には、「清盛」による「後白

 

河法皇」の強制的「幽閉」事件が起き、

 

その翌年には「清盛の娘」の「平徳子」

 

が産んだ「第81代、安徳天皇」を僅か

 

3歳で即位させると言う経緯となり、や

 

がて「源頼朝」等の反対勢力が蜂起して

 

挙兵するに至った後、その翌年には「清

 

盛」は崩御し、「平家滅亡」がカウント

 

ダウンになってしまったと言う歴史的事

 

実がある訳なのです。

 

 

 

 

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4.鹿ヶ谷かぼちゃ

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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