【食育クイズーVol.57】
お正月料理には「お雑煮」がつきものです。
では、何故お正月に「お雑煮」を食べるよう
になったのでしょうか?
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1.家族が集まって大人数でも簡単に作れて
便利だから
2.おせち料理の残り物で作れるから
3.寒いときだから身体が温まるように
4.お餅は昔特別な日に食べるものだったから
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】お雑煮の歴史はかなり古く、「平安
時代」から食べられていました。お正月に床
の間に飾る「鏡餅」は「年神様」をお迎えす
るためのお供え物として今でも日本中で飾ら
れています。日本人にとって、古くから餅は
「晴れの日」に食べるものであり、特別なと
きに食べるものでした。
平安時代の貴族の食事を調べてみると、冷た
い料理が多いので、温かく食べることができ
る「雑煮」は体によいご馳走だったのです。
このようにお腹を温めることで胃腸などの五
臓六腑を健康に保ち、病気にかからないとい
う考え方を、臓器を保つという意味で「保臓」
(ほぞう)と呼び、その「臓」が「雑」に転
じて「雑煮」になったという説や、各地各様
でいろいろな具材を煮合わせたというところ
から「煮雑ぜ(にまぜ)」が語源であるとい
う説もあります。いずれにしても日本人は古
くからお正月になると神様が宿る神聖な餅を
1年の無病息災を願って食べるようになった
のです。
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日本各地で雑煮は食べられていますが、その
内容(餅の形状や味付け、具材)は各地各様
です。雑煮に使う餅の形は東日本が切餅(角
餅)、西日本が丸餅というふうに大きく分け
られます。切餅はあらかじめ焼いてから、丸
餅はあらかじめ茹でてから用いられることが
多いようです。
江戸時代、大都市だった江戸では人口が多か
ったため、手で丸める丸餅では効率が悪いの
で、平たく板状にのした餅を角状に切って大
量に作ったことで広まりました。
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味付けも東日本では「醤油味のすまし汁であ
っさりめ」の地域が多いのに対して、西日本
では「白みそを使った味噌仕立て」の地域が
多く、餅の形状も味付けも地域独特の食文化
となって継承されています。
「全国お雑煮ツアー」を企画したらいろいろ
な地域の食文化が味わえて楽しいでしょうね!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
4. お餅は昔特別な日に食べるものだったから
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