【食育クイズーVol.１２７】
日本で最初にパンがつくられたのは、次
のうち何時代でしょうか？
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１．室町時代
２．安土桃山時代
３．江戸時代
４．明治時代
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【解説】日本人の手によってパンが作ら
れたのは、１８４０年に中国で起こった
アヘン戦争がきっかけでした。
徳川幕府は、日本にも外国軍が攻めてく
ることを恐れ、兵糧としてパンを作らせ
たのです。米飯では炊くときの煙が敵方
にとって格好の標的になりかねませんが、
それに比べ、特に固く焼いたパンは、保
存性と携帯性の面ですぐれているとされ、
焼き上げたパンに穴をあけ、ドーナツ型
にしたものに紐を通して腰にぶらさげ、
兵糧にしたようです。この「非常食」は
実戦で活用されずにすみましたが、この
ときパン作りの指揮をとった江川太郎左
衛門担庵は、「パンの祖」として知られ
ています。
江川太郎左衛門英龍（ひでたつ・号は坦
庵）は、１８０１年伊豆韮山（にらやま）
に生まれ、父の跡を継ぎ韮山代官となり
ました。後に、幕末最先端の技術と学問
を海防に生かし、高島流砲術の隆盛に努
め、韮山では反射式溶鉱炉の築造、品川
台場の建設などに業績を残しました。
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３．江戸時代
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