【食育クイズ:Vol.1432】「京都府」の「大原、勝林院」おさらいクイズ! 「法然上人」と380人の旧仏教勢力とが論争した「大原問答」で奇跡を起こした阿弥陀如来の別称は?

 

【食育クイズ:Vol.1432】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「大原、勝

 

林院」にまつわる「大原問答」につい

 

て、おさらいクイズ(Vol.635)にチャ

 

レンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都、大原、勝林院」は、「平安時代

 

初期」の頃、「天台宗開祖、最澄」の

 

「弟子」であった「円仁」によって創建

 

され、一旦荒廃してしまいましたが、そ

 

の後「平安時代中期(1013年)」にな

 

って、「円仁」から数えて9代目の系譜

 

となる「寂源」によって、「天台声明」

 

の「根本道場」として再興されたと言う

 

経緯のある「寺院」の事を言います。

 

 

 

 

 

 

その後日本の社会は、「末法の世到来」

 

と共に、「社会不安と混乱の時代」に陥

 

り、「貴族政治の凋落」と、「武家の台頭

 

と統治」と言う「歴史的大変容」を遂げ

 

るに至った訳なのですが、こうして「平

 

安時代」から「鎌倉時代」となるに伴

 

い、「仏教」の世界も大変容を遂げるに

 

至った訳なのです。

 

「仏教」の変遷は、「奈良仏教」の「お

 

釈迦様の教え」を正面から扱うと言う

 

「顕経」の世界から、「平安時代」にな

 

ると、「奈良仏教勢力」を抑え込む為

 

に、「最澄」や「空海」を唐に派遣し、

 

新しい「お釈迦様の教え」を婉曲的に扱

 

うと言う「密教」を日本に持ち込み、新

 

勢力を構成するに至りました。

 

 

 

その後「平安時代後期」になると、「末

 

法の世到来」に伴って、人々は「現世の

 

救済」から「来世への救済」を求めるよ

 

うになり、「成仏」や「極楽往生」を望

 

むようになるに至り、「浄土信仰」を教

 

える「浄土宗」や「浄土真宗」が主流に

 

なると言う経緯となった訳なのです。

こうして時代が経過し、「鎌倉時代」と

 

なった「1186年」に、当時日の出の勢

 

いで隆盛しつつあった「浄土宗」を開祖

 

した「法然」に対して、「このまま放置

 

剃する事は出来ない」とした、「奈良の

 

諸大寺」や、「京都、比叡山」等の「旧

 

仏教勢力」の「僧侶」達は、「大原、勝

 

林院」に参集して「法然上人」を呼び出

 

し、「浄土念仏」の教理について、論争

 

を挑み打ち負かそうとする、いわゆる

 

「大原問答」と言われる事態が起きるに

 

至ったと言う経緯となったのです。

 

 

さて、本日は、「鎌倉時代」に、「大原、

 

勝林院」で行われた「仏教論争」として

 

知られる、「浄土宗、法然上人」と、「旧

 

仏教勢力」との「大原問答」について、

 

おさらいクイズにチャレンジ致しましょ

 

う!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「大原問答」とは、「第61代、天台座

 

主」となる「顕真法印」が、「自力仏

 

教」を旨とする僧侶380名を「大原、

 

勝林院」に集め、当時隆盛目覚ましい

 

「法然上人」を招聘して論争に挑み、法

 

然上人の提唱する「他力仏教」の「浄土

 

宗の教義」について論破する事を目論ん

 

だ「出来事」の事を言います。

この論争を「主催」した「顕真法印」

 

は、「天台、証真」、「高野山、明遍」、

 

「笠置寺、貞慶」、「東大寺、重源」等の

 

「南都(奈良)、北嶺(京都)の碩学

 

者」達を一同に集め、一昼夜に渡り「法

 

然上人」に対して「12の難問」を投げ

 

かけ、回答を求め、困窮させようとした

 

そうで、この問答は「聚集の注目の的」

 

となり、数多くの聴衆が見守る中で執り

 

行われたと言う経緯となった訳なので

 

す。

 

 

問題:「大原問答」が執り行われた場所

 

は、「大原、勝林院、本堂」だったそう

 

で、そこには「御本尊、阿弥陀如来」が

 

祀られていたそうです。

 

 

 

 「法然上人」と「顕真法印」との激論の

 

最中に、この「阿弥陀如来」が奇跡を起

 

こし、「霊験」を示したと言う事が、「伝

 

説」となっているそうです。

 

さて、それでは、その奇跡の「伝説」の

 

由縁から、「満堂の聴衆達」が呼ぶよう

 

になった「阿弥陀仏」の別称とは何でし

 

ょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

1.うなずきの阿弥陀

 

 

2.逆蓮華の阿弥陀

 

 

3.霧がくれの阿弥陀

 

 

4.証拠の阿弥陀

 

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓   

 

【解説】

 

「浄土宗」の開祖である「法然上人」

 

は、「1175年」の43歳の時、「他力」

 

によって絶対の幸福を掴むと言う悟りを

 

開くに至ったと言われ、その後「京都、

 

吉水」に草庵を構え、「末法の世到来」

 

の世の中で、全て人々が救われると言う

 

「他力の仏教」を力強く説き始めたそう

 

です。

 

 

以来10年間で、烈火の如く「他力仏

 

教」が広まるに至ると言う事態となり、

 

数多くの人が「吉水の地」に参集するよ

 

うになるに至ったそうです。

 

その影響力を無視できなくなった「自力

 

仏教」である「他宗派」の「僧侶」達

 

は、「このまま好きなようにさせておけ

 

ぬ」と言う事になり、「法然上人」を招

 

聘して、「仏教論争」を持ちかけ、「浄土

 

宗の教義」を打ち破ろうと画策するに至

 

った訳なのです。

こうして、「鎌倉時代」の「1186年」

 

に、「法然上人」の「教義」を論破する

 

為、「大原、勝林院」に集まった碩学の

 

「南都(奈良)、北嶺(京都)の旧仏教

 

勢力」の僧侶達の顔ぶれは、参集を呼び

 

かけ、後に「天台座主」となる「顕真法

 

印」を筆頭に、「天台宗の証真」、「高野

 

山、真言宗の明遍僧都」、「笠置、法相宗

 

の解脱貞慶」、「東大寺の復興を果たした

 

真言宗の重源」、「栂尾、華厳宗の明恵」

 

等を始めとする日本中の「学僧380

 

人」であり、有象無象の僧侶を合わせる

 

と、2️000人規模にまで膨らむに至った

 

そうで、こうして「勝林院」では、「法

 

然上人」の「浄土宗、義上」を打ち負か

 

す為の、迎え撃つ準備が整えられ、「大

 

原問答」が開催されるに至ったと言う経

 

緯になった訳なのです。

 

 

問答の当日、「勝林院、本堂」には、中

 

央の「阿弥陀如来像」を挟んだ左右の場

 

所に「高座」が2つ設けられ、その一

 

つには「顕真法印」が、もう一つには

 

「法然上人」が座したそうです。

 

その後参集した380名の「碩学」の

 

「学僧」達により、2日間に渡り、12

 

の質問が為されたそうです。

その内容とは、全部は省きますが、この

 

「問答」を主催した「顕真法印」の3つ

 

の質問については下記の通りとなりま

 

す。

1️⃣:顕真→『速やかに輪廻を離れて仏に

 

なる道は、釈迦一代教の中でも最上の、

 

 

華厳宗、天台宗、真言宗、禅宗の4つの

 

道と言われている。しかしながら「法然

 

殿」が、「浄土仏教」のほうが優れてい

 

ると言うのは、どうしてか?』

 

1️⃣:法然回答→『お釈迦さまの教えに優

 

劣はありません。仏教は何の為に説かれ

 

たのでしょうか?それは「衆生の迷い」

 

を転じて、「仏の悟り」を開かせる為で

 

しょう。即ち、「衆生を救う」と言う点

 

においては、「浄土門」のほうが優れて

 

いると言うだけの事なのです。』

2️⃣:顕真→『それでは「聚生を救う」と

 

は、何をもってして優れていると言う事

 

になるのか?』

2️⃣:法然回答→『全ての人々を救うと言

 

うのが最も優れている点です。「天台

 

宗」や「真言宗」、「禅宗」等の「自力の

 

仏教」は、人を選ぶではありませんか。

 

しかもそれは「智慧のある人」でなけれ

 

ばならないとされている訳であり、「欲

 

や怒りや愚痴」のある人は助かりませ

 

ん。更に沢山の「厳しい戒律」もある事

 

から、一般人にはハードルが高過ぎるの

 

です。従ってそれではほとんどの人は救

 

われない事になってしまいます。

 

しかし、その一方で「浄土宗」の「他

 

力」の「仏教」は全く異なり、「欲のや

 

まぬ人」も、「怒りを起こす人」も、「愚

 

者」も、「智者」も、「善人」も「悪人」

 

も、「男女」も問わず、この世の中の全

 

て人々が救われるのです。』

3️⃣:顕真→『私は「他力」によって救わ

 

れると言う事にどうしても合点がゆきま

 

せん。何故ならば「仏教」の根幹の教え

 

に「自業自得の因果の道理」があり、

 

「他力」はこの道理に反するのではあり

 

ませんか?』

3️⃣:法然回答→『他力の「救い」とは、

 

「絶対の幸福」の事を言い、「因果の道

 

理」に反するどころか、むしろその「道

 

理」を踏まえた上で、それを超越した

 

「絶対の救い」の事を言います。

 

この意味をわかり易く言うなら、「因果

 

の道理」と言うのは、「因」と「縁」と

 

が揃う事によって現れる結果であり、こ

 

れは即ち「阿弥陀如来」の「本願」であ

 

るところの、「強縁(ごうえん:強い因

 

縁の事)に起因する救いの事」を意味し

 

ているのだ、と言えば分かり易いでしょ

 

う。

 

かつて「仏の教え」に頼らずに独学と研

 

鑽で悟った人々の事を、「縁覚(えんが

 

く:仏の教えに頼らず独自で悟った人の

 

事)」と言いましたが、その人達は、「花

 

が散り、葉が落ちる」のを見て、それを

 

「縁」として「悟り」を開いたと言われ

 

ています。

 

そのように「仏の教え」に頼らずに、

 

「花」や「葉」でさえも「悟りの縁」と

 

なると言う事実があるのに、ましてや

 

「他力」とは、「花」や「葉」以上の

 

「窮極の法力」を持った「諸仏の王」で

 

ある「阿弥陀如来」の「法力」そのもの

 

の事を表している「言葉」であるからし

 

て、当然の事ながら、「阿弥陀如来」の

 

「教え」の根幹にある「因果の道理に立

 

脚」していると共に、窮極の「救いの

 

道」である「言葉」であると言う事にな

 

る訳なのです。』

以上にように、「顕真」の3つの難問に

 

対して「法然上人」は、言葉を詰まらせ

 

る事も無く、スラスラと即答したそう

 

で、「顕真」は最後には何の反論も出来

 

なくなってしまったそうです。

 

 

ちなみにその他にも、9つの質問が、以

 

下に挙げた「碩学の僧侶達」によってな

 

されたそうです。(内容は省きます)

 

4️⃣:「地蔵菩薩の化身」と言われた「天

 

台宗、永弁」

5️⃣:「中国にまでその名轟いている」と

 

言われた「天台宗、智海」

6️⃣:「比叡山、安居院の僧徒」である

 

「天台宗、静厳」

以上で一日目が終了し、日をまたがって

 

翌日には、以下の僧侶達が質問をしたそ

 

うです。

7️⃣:「真言宗と禅宗を学んだ」碩学の

 

「明遍僧徒」→「真言宗」、「禅宗」、「天

 

台宗」よりも「浄土宗」が優れていると

 

言う理由を問い正しました。

8️⃣:「法相宗の解脱」と言われた「貞

 

慶」

9️⃣:「天台宗の総学頭」となる「証真僧

 

徒」

1️⃣0️⃣:「仏教のあらゆる宗派を学んだ八宗

 

兼学の僧徒」と言われた「湛厳」

1️⃣1️⃣:「源平合戦で焼失した奈良、東大寺

を再建した」と言われる「真言宗、重

 

源」

1️⃣2️⃣:「最後の質問」をした「天台宗、永

 

弁」

 

こうして、「法然上人」は、「一昼夜、二

 

日間」に渡り、日本中の「仏教学者

 

380余人」の全ての難問に対して、悉

 

く回答し、結局はたった一人で全て論破

 

してしまったと言う経緯となった訳なの

 

です。

 

しかも白熱する論議の中で、「法然上

 

人」が「念仏」を唱えれば「極楽浄土」

 

へ「往生」できると説いたところ、奇跡

 

が起き、討論の場所となった「本殿」に

 

祀ってある「御本尊、阿弥陀如来」の手

 

から、「法然上人」の主張が正しいと証

 

明すかの如く、突然「光」が放たれたそ

 

うです。

 

 

 

 

これにより、集まっていた「満堂の聴衆

 

達」は、どんな人間であろうと誰でも等

 

しく「極楽往生」出来る事が「阿弥陀如

 

来」が身をもって証明したと捉えるに至

 

ったそうで、大いに喜んだと共に、以降

 

この「阿弥陀如来」の事を「証拠の阿弥

 

陀」と呼ぶようになったと言う経緯とな

 

った訳なのです。

 

更にこうして「末法の世」から救われる

 

事を知った「満堂の聴衆達」は、「証拠

 

の阿弥陀」の為した奇跡と共に、一昼夜

 

に及んだ「問答」の内容と結果から、

 

「法然上人」の深い「学識」と、「高い

 

功徳」に感動し、声高らかに「念仏」を

 

称えるに至ったそうで、その声は「三日

 

三晩」に渡り絶えること無く、「大原の

 

山々」に響いたと言う事が「伝説」とな

 

ったと言う事になる訳なのです。

 

ちなみに、「論争」に敗れた主催者の

 

「顕真」は、「法然上人」を「勢至菩薩

 

の化身」と拝するに至ったそうで、その

 

他の380余人の「学僧」達も、全員

 

「法然上人」に「帰依」するに至ったと

 

言われています。

 

こうして「大原問答」は、「末法の世到

 

来」と、「貴族の没落」、「源平合戦によ

 

る奢る平家の滅亡」、「平安時代から鎌倉

 

時代への大変容」と、荒れ狂うような歴

 

史を刻んだ「日本社会」に、ようやく全

 

ての人々が幸福になれると言う、一筋の

 

光が差し込むような結果を齎すに至った

 

訳であり、以降、現在にまで、「自力の

 

仏教」よりも「他力の仏教」を信仰する

 

日本人が多いと言う結果を齎した訳なの

 

です。

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4.証拠の阿弥陀

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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