【食育クイズーVol.92】
春まき秋採れゴボウは冬の今が旬を迎えてい
ます。お正月のおせち料理の定番でもありま
す。ゴボウ(牛蒡)の起源はユーラシア大陸
(アジア~ヨーロッパ)と言われ、日本では
縄文遺跡から「植物遺存体(遺跡や堆積物中
から見つかる過去の植物の種実や葉など)」
として発見されています。
日本人がゴボウを食べるようになったのは江
戸時代以降で、根や葉をきんぴらやかき揚げ、
炒めものにして食べます。主な産地は青森県
がダントツで、茨城県、北海道、宮崎県と続
きます。
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さて、本日の問題です。食物繊維が豊富なゴ
ボウは、日本人にとって美味しく欠かせない
食材ですが、世界中で食べられている訳では
ありません。以下のうちゴボウを食べている
国や地域はどこでしょうか?
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1.ヨーロッパの国々
2.アジアの国々
3.日本とロシア
4.日本だけ
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【解説】ゴボウを日常の食材としているのは
日本だけです。太平洋戦争のとき、日本が統
治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一
部では食材としましたが、太平洋戦争中に英
米人捕虜がゴボウを「木の根」だと思い、木
の根を食べることを強要し虐待されたとして、
戦後、日本人将兵が戦犯として裁かれた史実
があるくらい、ゴボウを食べる食文化のある
国は無かったということになります。
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戦後の日本は、大きく食文化スタイルが変わ
りました!戦争に負けるまでは、縄文時代か
ら日本人は農耕民族で、「瑞穂(五穀)の国」
であり、「ごはんと味噌汁」が日本人の命と
健康を支えてきました。でも戦争によってア
メリカの無差別爆撃によって焦土化してしま
った国土では食料をまかないきれず、食料資
源大国のアメリカからここぞとばかりに小麦、
大豆、とうもろこしなどの主要穀物が大量に
輸入され、以来、日本人は圧倒的に「パン食」、
「肉食」のライフスタイルに変わってしまいま
した。しかし戦後80年になろうとする今、少
しずつ、「和食(コメと大豆:ご飯と味噌汁)」
文化が、本来的に日本人のDNAにマッチン
グしているのではないかという機運が高まっ
てきました。5000年以上前の縄文時代か
ら、少なくとも今から≒3000年前に、ア
マテラスオオミノカミが天から降りてきて、
今の天皇陛下のご先祖様に「イネ」を手渡し、
「あなたの仕事は民とともにこのイネを育て、
五穀豊穣を祈ることです!」と言われたとき
からずっと、日本人のDNAは「農耕民族」
として培われてきました。日本人の食文化は、
白人文化に象徴される「狩猟民族」の「肉食」
主体ではありません!
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