【食育クイズーVol.95】
本日2月8日は「ニワトリの日」です。漢字
ではニワトリを「鶏」と表記し、「鳥」は野
鳥などを含めた鳥全般に対する総称として使
い訳をします。従って鴨やキジなどの肉は
「鳥肉」で、ニワトリの肉は「鶏肉」表記に
なります。
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さて、本日は「ニワトリの日」にちなんだ問
題です。これは2000年以上も前から世界
中で真剣に議論されてきた疑問です。
問.「最初に存在したのは、ニワトリが先で
すか?卵が先ですか?」
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1.ニワトリが先
2.卵が先
3.どちらでもない
4.わからない
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】いまだに「ニワトリが先か?卵が先
か?」の課題は、世界中の様々な分野で真剣
に議論されています。日本においては、日本
最古の歴史書「古事記」「日本書紀」の神話
の中に「常世の長鳴鳥(とこよのながなきど
り)」という「鳥」が記載されているので、
鳥が先ということになりそうです。とはいえ、
体も小さかったため食用にはならず、祭祀の
ために飼われたという見解です。
「古事記」には卵の記載もありますが、野鳥
の「雁の卵」なので殘念ながらニワトリでは
ありません。
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ちなみにニワトリと卵を単純に「食材」とし
てみると、これは圧倒的に「卵が先」となり
そうです。何故なら、食材として史実が物語
っているのは、「ニワトリは卵を生むための
家畜であり、人はニワトリの生んだ卵を食べ
ていた」という経緯なのです。卵が紀元前の
古代ローマでも広く食べられていたという史
実が残っているのに対して、ニワトリが食材
となったのは冷蔵技術が発達した19世紀以
降なので、食材としての両者間には実に20
00年以上という圧倒的な開きがあるのです。
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「ニワトリが先か?卵が先か?」の課題につ
いては、ときどき新たな解釈が出るたびに、
ニュースになっています。最近ではイギリス
の大学の共同研究発表により、「鶏体内中の
あるタンパク質が無いと、卵の殻ができない」
という内容で、「ついに解明!鶏が先だ!」
と大々的に報じられました。
これは【自然科学的な見地】による研究成果
です。
卵の生成に必須な「O-17」というタンパク
質が鶏の卵巣にしか存在しないということを解
明し、「鶏が先」と結論づけました。しかし依
然として進化論で有名なダーウインによる説も
根強く存在しています。これは、ニワトリにな
る前の鳥が「突然変異」によってニワトリの卵
を生み、その卵からニワトリが誕生したことに
なるので、「卵が先」という説です。
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続いて【数学的な見地】による研究成果を紹
介します。
アメリカの数学者の研究です。鶏の生まれた
数と卵が生まれた数との因果関係を調査しま
した(グレンジャー因果関係)。
それによると卵の生まれた数が原因で鶏が生
まれる羽数は予測できたが、逆に鶏の羽数か
ら生まれる卵の数は予測できなかったという
結果が導き出され、「卵が先」という結論に
なりました。
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科学や数学ではなく【宗教的な見地】による
論議も多数あります。
「旧約聖書」によると、「神が「鳥は地に増
えよ」と祝福し、創造した」とあり、まず最
初に神が鳥を創造し、その後子孫を増やすた
めの卵を産ませるようになったという解釈に
なるので、「鶏が先」になります。
しかしながら「ヒンドゥー教」では「宇宙の
卵から世界は生まれた」とあるので、「卵が
先」になります。
更に「仏教」では「輪廻の法則(時間は繰り
返される)」により、始まりも終わりもない
考え方なので、「鶏・卵ともどちらでもない」
ということになります。
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以上、科学的、数学的、宗教的と様々な観点
から論議され、それぞれの考察視点によって
しっかりとした答えがあるので、現状では
「決定打」となる結論にはなっていない「最
古の謎の一つ」と見るのが妥当であると言え
るでしょう。
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4. わからない
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