【食育クイズ:Vol.481】
「福井県」は、「男性6位、女性5位」
と、日本国内でも上位に位置している
「長寿県」です。その秘訣は「福井県」
が「越前国、若狭国」と呼ばれていた
頃はもちろんの事、もっと以前の「古
事記や日本書紀」に記載されている、
古代から、多くの先人達によって育み、
培われてきた「郷土料理」という「食」
の成り立ちにあるのかも知れません。
「福井県」の「郷土料理」を深堀りし
ていくと、その美味しさだけではなく、
体に優しい要素も多く存在していると
思われます。北陸新幹線の延伸が実現
すれば、「越前、若狭」の「食材」や
「料理」をたっぷりと味わってみたいと、
訪れる人もきっと多くなると思います。

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さて、本日は、海を持たない「京都」
に対して、昔から「海産物」を供給す
る地であった「福井県、若狭湾」と「京
都」を結んだ、有名な「鯖街道」につ
いて、おさらいクイズにチャレンジし
ましょう!


問題1.「鯖街道(若狭街道)」は、若
狭湾の「小浜(おばま)」から、概ね2
通り(深堀りすると5通り)と言われ
る「福井県ルート」を起点として、「京
都市街(出町柳)」に至る街道です。
「鯖街道」命名の所以は、「鯖」のほか、
「アマダイ(グジ)、イカ、カレイ」等、
若狭湾で獲れるいろいろな海産物が
「京都」に運ばれましたが、特に「鯖」
の供給量が多かったため、そう呼ばれ
るようになったそうです。
「鯖」の運搬には、「腐敗」を防ぐため
「塩」でしめて、丸一日かけて鯖街道
を運んだそうで、早朝、「小浜」を出発
し、昼夜歩き続け翌朝ようやく京都に
到着という事だったそうです。着く頃
には、丁度よい味加減になっていたと
も言われています。


さて、出発地の「小浜」では、「京は遠
ても○○里」と言われ、「若狭」の人々
と「京都」との距離感を象徴している
言い伝えが残っています。さて、「○○
里」に入る数字は次のうちどれでしょ
うか?
1.「十四」里
2.「十六」里
3.「十八」里
4.「二十」里
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問題2.2015(平成27)年、「海と都
をつなぐ若狭の往来文化遺産群、『~○
○国若狭』と鯖街道~(小浜市、若狭
町)」が「日本遺産」に認定されたそう
です。
さて、「○○」に入る言葉は何でしょ
うか?次のうちから選んで下さい。
1.「御食(みつけ)」国
2.「笥飯(けひ)」国
3.「膳部(かしわでべ)」国
4.「朝献(ちょうこう)」国
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問題3.「小浜」から「京都」へと通じ
る「鯖街道(若狭街道)」の道中に位置
し、「宿場町」として栄え、国の「重要
伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に
指定されている「宿場町名」はどれで
しょうか?次のうちから選んで下さい。
は福井県三方上中郡若狭町にある-若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場。-1.jpg)
1.熊川宿
2.今庄宿
3.板取宿
4.小浜西組
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
問題1.「若狭」は、古代から大陸の「表
玄関口」として栄えた重要な「交易港」
だったと言われています。従って、
「若狭の小浜(おばま)」と「京都の大
原口」を結ぶ「鯖街道」は、「若狭湾の
海産物」を京都に供給するためだけで
はなく、中国や朝鮮から伝わった「大
陸の文化」を、峠を越えて京都や奈良
に伝えると言う、需要な役割を果たし
ていたと言う事になります。また、逆
に京都の文化が、この「鯖街道」を通
じて「小浜」に伝わった訳で、「若狭」
の人々にとって「京都」は、昔からと
ても身近な存在だった訳です。
ほぼ一昼夜の距離であり、峠越えもあ
る「鯖街道」は、決して楽ではないけ
れど、若狭の人々にとってみれば、「遠
い距離ではない」という感覚があった
ものと思われます。

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3.「十八」里
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問題2.
1.「御食国(みけつくに)」とは、日
本の「古代」から「平安時代」頃まで
の時代において、皇室や朝廷に海産物
を中心とした「お食料」を献上する国
のことを言うそうです。この「御食国
(みつけくに)」という言葉は、「万葉
集」にある「郷土礼讃」の歌に散見さ
ます。また「延喜式」の「贄(にえ:
天皇に供する食物の総称)」にも、「貢
進国(若狭)」の記述があり、「平城京
跡」から出土した「木簡」にも、「若狭
国・志摩国・淡路国」などが該当する
と推定される記述があるそうです。
このように「若狭国」や「志摩国」が、
古代の「御食国」であったことが分っ
てきた訳で、最近「御食国若狭(みけ
つくにわかさ)」という言葉がよく聞か
れるようになってきたと言われている
そうです。


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2.「笥飯(けひ)」は、「福井県、敦賀
市」の古称で、「笥飯(けひ)の浦」の
事を言います。

「日本書紀」には、「崇神朝、加羅国」
の王子である「都怒我阿羅斯等(つぬ
があらしと)」という人物が、「笥飯(け
ひ)浦(敦賀市気比神社付近)」に来泊
したという伝承が記載されているそう
です。
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3.「膳部(かしわでべ)」とは、食事
をつかさどる役割に従事する事を言い
ます。ちなみに、「膳」を「かしわで」
と読む理由は、古代には食事を柏の葉
などの木の葉に盛って食べていた事や、
「宴(うたげ)」のとき、膳を催促する
のに、拍手を打ったから、と諸説ある
そうです。
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4.「朝献(ちょうこう)」とは、主に
「前近代」の「中国」を中心とした貿
易の形態の事を言います。昔は「中国
の皇帝」に対して、周辺国の君主が「貢
物(みつぎもの)」を捧げ、これに対し
て中国の皇帝側が確かに君主であると
認めて「恩賜」を与えるという形式を
持って成立する交易のスタイルがあり
ました。日本では「遣隋使」や「遣唐
使」などまでが、「朝貢貿易」のスタイ
ルだったと言われています。ちなみに、
周辺国が貢物を捧げることを「進貢(し
んこう)」と言い、中国の皇帝がその貢
物を受け入れることを「入貢(にゅう
こう)」と言うそうです。
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1.御食国(みけつくに)
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問題3.「熊川宿(くまがわじゅく)」
は、「福井県、三方上中郡若狭町」にあ
る、「若狭」と「京都」を結ぶ「鯖街道」
にある宿場町です。現在「若狭町熊川
宿伝統的建造物群保存地区」の名称で、
国の「重要伝統的建造物群保存地区」
として選定されているそうです。
は福井県三方上中郡若狭町にある-若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場。-2-1-225x300.jpg)
は福井県三方上中郡若狭町にある-若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場。-1.jpg)

は福井県三方上中郡若狭町にある-若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場。-1-1.jpg)
ちなみに、福井県内の「鯖街道」は主
として2通りに分けられるそうです。
その一つは、「嶺南の鯖街道」と言われ、
「小浜市」から「若狭町三宅」を経由
して京へ上るルートで、一般的に「鯖
街道」と言われる「若狭街道」の事(現
在の国道27号、367号線)で、「小
浜」から「熊川宿」を通り、「滋賀県、
朽木村」を通って、「京都、大原口」か
ら「鯖街道の終点」と言われる「出町」
に至るルートです。
この道では大きな荷物を馬借という馬
による輸送を行っていたようです。
また、「小浜」から「北川」の水路を使
い、馬で峠を越え、「九里半街道」から
「今津」に出て、「滋賀県の琵琶湖」を
利用して「京」へ運んだ「水路」もあ
ったと言われています。
もう一つは、「嶺北の鯖街道」と言われ、
「あらわ市、三国」から「大野市」を
経由して、「岐阜県」へと至るルートで、
「羽生街道、美濃街道」の事(現在の
国道156号線)を言うルートもあっ
たそうです。
以上、「鯖街道」は細かく分けていくと、
5通り程度存在していたと言われてい
るそうです。

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1.熊川宿
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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