【食育クイズ:Vol.634】
本日も「関西地方(三重県、滋賀県、
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和
歌山県)」の「食や地域」の文化につい
て、おさらいクイズにチャレンジしま
しょう!
本日は、「滋賀県」(Vol.26)の「食
文化」や「郷土文化」、「歴史」などに
ついて、食の観点からのクイズです。
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甲賀(こうか)といえば隣接する伊
賀(いが)とともに「忍びの里」とし
て広く知られています。戦国時代、実
際にその軍事的スキルを発揮したのは、
「甲賀衆」と呼ばれた土豪・地侍たち
であったと言われています。
彼等は、飛び抜けた大名を主と仰ぐの
ではなく、仲間同士で互いに連携して
地域を守っていたそうで、「同名中
(どうみょうちゅう)」や、「郡中惣
(ぐんちゅうそう)」と呼ばれ、日本
の「中世史」上にも、「共和的な自治」
の姿として残されています。
その一方、「甲賀地域」のもつ「地政
学」的位置は、孤立的な平和を許すも
のではありませんでした。そこで「甲
賀地区」の人たちは、常に外に向かっ
てアンテナを張り巡らし、情報収集に
努める必要性があった訳です。その能
力を買われ、畿内をはじめ、各地の大
名に請われ、戦国の世では、その最前
線で活躍したという経緯があります。
こうした「忍者」を生み出した、「滋
賀県」の「甲賀地区」と、隣接する
「三重県」の「伊賀地区」には、その
両方に、「琵琶湖」が形成した「樹木
の枝」のように侵食された「谷地形」
の山々があり、それが独特の「忍びの
里」文化を形成したと言われています。
「甲賀」、「伊賀」地区ともに、見晴ら
しのよい丘陵の先端や谷の入り口には
必ずといっていいほど城館が構えられ、
複雑な地形が攻める者を混乱させ、守
りが堅く、難攻不落であったと言われ
ています。その一方で、「京都」や
「奈良」などの大都市に近い立地であ
った事から、「忍者」にとって不可欠
な「情報」が入り易いというメリット
があり、「戦国時代」においては、破
れた者の恰好の亡命地でもあったとい
う訳で、長く「忍者の里」が継続した
所以でもある訳です。
さらに「甲賀地区」は、「宗教的聖地」
の一つであるとも言われています。
「中世修験道(しゅげんどう)」の
「一大霊場」として名を馳せる「飯道
山(はんどうさん)」では、現在でも
「山伏」たちが唱える祈りの声が響き
渡り、呪文と印を結ぶ山伏の姿や、も
くもくと焚き上げる護摩の煙に、現代
に生きるリアルな「忍者」の姿が感じ
られると言われています。そこには数
多くの「巨岩」や「奇石」が屹立し、
山伏の行場を巡りそのものが、「観光
スポット」となっているそうです。
かつて「忍術の習得目標」は、正しい
心身を鍛えることで、生き抜くための
自衛手段だったと言われ、「戦国時代」
の「忍者」に課せられた任務は、敵陣
の貴重な情報を雇用主の大名に正しく
伝えることであったため、「忍者」は
戦いを極力避け、情報を正しく記憶し、
必ず生きて戻ってくる事だったという
訳です。
そのため、「忍者」は、冷静な判断力
と機敏な運動能力に加えて、口やのど
の渇きや痛み、腹痛や下痢、皮膚のか
ぶれや切り傷などの応急手当ての知識
を備えていたと言われています。
「甲賀郡」の山々には、数多くの薬草
が自生していたため、それらの薬草を
利用した薬の知識が発達したと言われ
ています。こうして「甲賀」には、
「多賀坊(たがぼう)」と、「朝熊坊
(あさまぼう)」と言う2つの「薬僧
(修行を行ないながら薬の作成にも長
けた僧侶)」の系統が培われ、それぞ
れの系統に属する「山伏」が「薬」を
配りながら各地を回って「山岳信仰
(山を敬い神と崇拝したり儀礼を行な
ったりすること)」を広めていったと
言う経緯があります。このように「薬」
を売る「山伏」として行動することで、
「甲賀忍者」としての疑いの目を向け
られにくくなり、他国への潜入し易く
なる事から、全国の情報を数多く入手
できる「諜報活動」の雄として大名か
ら重宝されてきたという経緯があるそ
うです。
「甲賀流忍者」とは、「甲賀郡(現在
の滋賀県甲賀市・湖南市)」を中心に
活躍した忍者集団の事を言います。同
じく忍者の里である「伊賀国(現在の
三重県伊賀市・名張市)」とは、山を
挟んで隣接していて、敵対する事なく、
「滋賀県」と「三重県」との境界とな
っている「柘植町、余野公園」におい
て、「野寄合(のよりあい)」という話
し合いの場所を持っていたそうです。
ちなみに、「甲賀」の読み方は「こう
が」と思われがちですが、実は「こう
か」が正解だそうです。
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「甲賀コーラ」や、伊賀の「忍ジャー
エール」など、「忍者」に関する「ご
当地名物品」は多々あります。さて、
それでは、本日は、「甲賀忍者」の食
について、おさらいクイズにチャレン
ジしましょう!
問題1:「忍者」は、「たんぱく質」を、
主としてどのような食品から摂ってい
たでしょうか?次のうちから選んで下
さい。
1.獣肉類
2.鳥肉類
3.大豆類
4.魚類
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問題2.「忍者」の「日常食(穀類)」
は主として何だったでしょうか?次の
うちから選んで下さい。
1.玄米
2.白米
3.小麦
4.雑穀
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
問題1.問題2.両方の解説です。
「忍者」にとって、厳しい日々の修行
の中で「食」は非常に重要な事でした。
長い修行に明け暮れるうち、何を食べ
ればどのくらい元気になるかを学習し、
それらを集大成化し、後世に伝えてい
くという作業を地道に培ってきました。
また、戦時など、食事を作るのに時間
をかけられない場合や、兵糧の「保存
性」を高める工夫も発展してきたとい
う経緯があります。そして、そういっ
た条件を高度に満たすベストな食材が、
「大豆」だったそうです。
日本人は「縄文時代」から「大豆」を
育て食する文化を持っていて、昔から
「大豆」には不思議な力があるとされ、
「年中行事」として「節分」の「豆ま
き」で、「悪霊」や「鬼」を払うとい
う習わしなどが発展した事もあり、そ
の栄養以上に「聖」なる力があると言
われ、古くから「日本人」の暮らしの
中に深く入り込んでてきたという経緯
があります。
こうして「甲賀忍者」にとっても、
「大豆」は、「米」と並び、最も重宝
される穀類となっていった訳で、以来
長い年月の中で、その食べ方や、「加
工」方法が工夫され、巧みに体力作り
りに取り入れられてきたという経緯が
ある訳です。
現在でも、「大豆」そのものや、世界
で最もその食べ方が考案された、日本
の「大豆加工品」は、「畑の肉」と言
われるほどの「たんぱく質」を多く含
み、その他の栄養源も豊富な事から、
日々の生活で疲れた身体を元気にし、
筋肉を育て、肌をキレイにする等の効
用が確認され、「日本の食」の基本的
存在となっています。
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「大豆」と並び利用された「穀類」で
は、「玄米」が主流だったそうで、「ビ
タミン」や「食物繊維」多く含んでい
る事から、「現代」では「健康食品」
とも言われている「玄米」を、「忍者」
は「常食」として利用していたと言う
事になります。また、炊き上げた「玄
米」を天日で乾燥させ、「保存食」と
したものを、「戦さ」などの「携帯食」
として常用していたとも言われていま
す。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
問題1. 3.大豆類
問題2. 1.玄米
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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