【食育クイズ:Vol.932】「京都府」の「伝統文化」おさらいクイズ! 平安時代に誕生し、現在にも続く「お屠蘇」の説明で正しいのはどれ?

 

【食育クイズ:Vol.932】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

 さて、本日は、「京都」の「伝統文化」に

 

ついて、おさらいクイズ(Vol.142)に

 

チャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「華佗(かだ)」と言う人物は、「中国」の

 

「後漢時代(208年)」末期から、その後

 

の「魏・蜀・呉」が覇権を争う「三国志」

 

の歴史に登場した、非凡な才能と高い医徳

 

を併せ持つ伝説的な「医師」だったそうで

 

す。

 

 

「華陀」は、種々の薬草を駆使して、麻酔

 

薬を最初に発明したと言われているそうで、

 

「麻沸散」と呼ばれる麻酔薬を使って腹部

 

切開手術を行なったと言う逸話も残ってい

 

て、民衆から「神医」と呼ばれた人物だっ

 

たと言われています。

 

「三国志演義」によると、「魏」の「曹仁」

 

との戦闘で毒矢の傷を受けた「蜀」の猛将

 

「関羽」を治療するため、「華陀」は「関

 

羽」のいる「荊州」に、自らの意思で出向

 

き、「関羽」の右腕の肘の骨を削って「ト

 

リカブト」の毒を除く手術を行ったと言う

 

記述があります。

 

その時「関羽」は、手術の痛みで腕を動か

 

さないように柱に固定したほうが良いと言

 

う「華陀」の提案を断り、酒を飲みながら、

 

平然と「馬良」を相手に碁を打っていたと

 

言う描写がありますが、その時「華佗」は、

 

「関羽」の強靭さに大いに驚き、「関羽」

 

もまた「黄金百両」の礼を申し出たそうで

 

すが、「華佗」は「私がここに来たのは将

 

軍の仁義を慕っての事」と告げ、それを断

 

り去っていったと言う逸話が残っているそ

 

うです。

 

 

その後「頭痛」に悩まされていた「魏」の

 

「曹操」に召し出された「華陀」は、病根

 

の原因は脳腫瘍にあると見抜き、「麻沸散」

 

を飲み、その後に斧をもって脳を切り開き、

 

「風涎」を取り出して根を除きます」と治

 

療法を告げたところ、「曹操」は「お前は

 

わしを殺す気か」と怒つたそうで、「華佗」

 

は、「関羽」が肘の骨を削られても動じな

 

かった事を引合いに出したところ、「曹操」

 

はむしろ、「脳を切り開く治療法など聞い

 

た事がない。お前は関羽と親しかったな。

 

治療を口実に関羽の仇討ちをしに来たか!」

 

とさらに怒り、「華佗」を投獄し、拷問に

 

かけた末に殺してしまったと言う逸話があ

 

るそうです。

 

 

ちなみに、その後悠久の時が流れても、

 

「中国」では、近代になり、「西洋」の医

 

師によって「西洋医術」の考え方が導入さ

 

れるまで、「手術」は、「儒教の教え」に反

 

するとされ、行われなかったと言う経緯が

 

あるそうです。

 

さて、本日は、「華陀」の発明した麻酔薬

 

の技術に端を発し、「遣唐使」で日本に入

 

ってきた事によって、日本で生まれた「食

 

文化」について、おさらいクイズにチャレ

 

ンジしましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「平安時代初期」の「嵯峨天皇」の時代に、

 

「遣唐使」によって日本に伝来したとされ

 

る「お屠蘇(おとそ)」の文化は、一年間

 

の邪気を払い、長寿を願って「正月」に飲

 

む「縁起物の酒」であり、その後の日本の

 

正月の「習わし」となって普及していった

 

と言う経緯があると言われています。

 

 

問題:さて、それでは、日本のお正月で飲

 

まれる「お屠蘇」の説明について、最も正

 

しいものはどれでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.漢方薬を日本酒やみりんに混ぜたもの

 

2.その年の米の豊作を祈願するために飲

 

まれる日本酒

 

3.子孫繁栄などを祈願するために飲まれ

 

る日本酒

 

4.不老長寿を祈願するために飲まれる日

 

本酒

 

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【解説】

 

「お屠蘇」とは、「蘇」という悪鬼を「屠

 

(ほふ)る」という説や、悪鬼を屠り魂を

 

蘇生させると言う説等、諸説あるそうです

 

が、そもそもは、「中国」の「後漢~三国

 

志」の時代に活躍した医師の「華佗」が発

 

明した「薬酒」だそうで、日本には「平安

 

時代初期」の「嵯峨天皇」の時代に「遣唐

 

使」によって伝来したと言われています。

 

↑嵯峨天皇

 

 

 

 

「お屠蘇」の作り方は、数種の「薬草」を

 

組み合わせた「屠蘇散(とそさん)」を処

 

方し、「日本酒」や「赤酒(灰持酒:醸造

 

したもろみに灰を混入させて造る酒)」、

 

「みりん」等に浸して作るものだそうです。

 

 

ちなみに「屠蘇散」とは、現在では、「山

 

椒」、「細辛(うすばさいしん)」、「防風

 

(せり科の薬草)」、「肉桂(にっき、シナ

 

モン)」、「乾姜(しょうが)」、「白朮(びゃ

 

くじゅつ:おけらの事)」、「桔梗(ききょ

 

う)」等を用いるのが一般的であると言わ

 

れているそうです。

 

 

勿論、人により効能に違いがありますが、

 

冬の時期でもあり、風邪の初期症状に対し

 

て効力があるとされる内容になっていると

 

言う事が伺い知れる訳なのでが、多様性文

 

化を誇る日本ならではで、時代や地域等に

 

よってその処方は異なると言うのが、正し

 

い認識であると言われているそうです。

 

 

正月に「お屠蘇」を飲む習慣は、日本では

 

「平安時代」から確認されていて、「紀貫

 

之」の「土佐日記」の中に、

 

「~屠蘇白散酒加へてもて來たり~」

 

と言う記載がある事でも分かります。

 

 

「平安時代」の「宮中」では、一献目に

 

「屠蘇」、二献目に「白散(びゃくさん:

 

白朮、桔梗、細辛を等分に調合したもの)」、

 

三献目は「度嶂散(としょうさん:麻黄、

 

山椒、細辛、防風、桔梗、乾姜、白朮、肉

 

桂を調合したもの)」を一献ずつ呑むのが

 

決まりであったそうで、その一方で「貴族」

 

は、「屠蘇」か「白散」のいずれかを用い

 

たと言われています。

 

 

その後「室町時代」になると、「白散」を

 

用い、更に「江戸時代」になると、「屠蘇」

 

を用いるようになっていったと言う経緯が

 

あるそうです。

 

 

 

 

この儀礼と習慣が「庶民」の間にも伝わる

 

ようになり、「医者」が年末の薬代の返礼

 

として「屠蘇散」を配るようになったと言

 

う経緯に繋がり、現在でも、「薬局」が年

 

末になると「屠蘇散」を提供すると言う習

 

慣として残っている訳になります。

 

「お屠蘇」は、「屠蘇器(とそき)」と呼ば

 

れる酒器を揃えて提供される文化を培って

 

きましたが、「屠蘇器」とは、「屠蘇散」と

 

「日本酒」や「みりん」を入れる「銚子」

 

を始め、「お屠蘇」を注ぐ「盃」や、重ね

 

た「盃」を乗せる「盃台」と、これらを乗

 

せる「お盆」からなっているそうです。

 

 

こうして、「お屠蘇」は、「大・中・小」の

 

三種類の「盃」を用いて飲むと言う訳にな

 

りますが、「一人これを呑めば一家疾無く、

 

一家これを呑めば一里病無し」と言われて

 

いて、日本では「正月の膳」に含まれる

 

「習わし」となっていった経緯となり、通

 

常は「元日」の朝に、年少者から年長者へ

 

の順に飲むと言うのが、「習わし」になっ

 

ている訳になります。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.漢方薬を日本酒やみりんに混ぜたもの

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

とを明らかにしました。

 

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