皆で九州の仲間を守る! 福岡市が挑む、「自己完結型支援」に期待!

【皆で九州の仲間を守る!】
【福岡市が挑む、「自己完結型支援」に期待!】

★今回の地震では、携帯、スマホ、パソコンなどの、
インターネットやSNSの機能を活かした、
情報の拡散機能が、非常に役立っています!

★ITを利用した、拡散するばねの働きで、
TVや報道では決して、出来ない、
極めの細かい個人的レベルまでの情報でも、
誰でもシェアできる可能性がクローズアップされました!

★災害発生から10日を経過した今、
家に帰れず、避難所生活を余儀なくされている
被災者の方々は、20万人レベルとなっています。
しかし、その方たちの割合は、被災全域からすれば
20%に満たず、実態は在宅被災者の方々の数のほうが、
圧倒的に多いのです!

★私とずっと連絡を取り合っている、
九州の友人からの情報によれば、在宅被災者の方々の多くは、
救援物資が集まりやすい、避難所に比べると、
長期化する余震に伴い、次第に窮地に追い込まれつつ状況に
あることが判ってきました!

★こうして、報道には表れない、在宅被災者の状況の変化
を知ることができたのは、SNSなどの機能を駆使して、
常に連絡を取り合うことができていたからです。

★在宅被災者は、そもそも家が崩壊していないから、
家にいる訳で、そのことが、次第に心の中で、
避難所生活を余儀なくされている人たちに比べて、
自分のほうが恵まれているのではないか、
という気持ちになるようです。

★その気持ちが、一種の後ろめたさのようなものに変化
していくと、本当は、生活レベルの困難さはほとんど
変わらないのに、勝手に、出来る限り我慢しようとする
自分を作り上げてしまうのです!

★心の中の葛藤が、たとえ自分や自分の周辺の人たちが、
困難な状況に陥っていたとしても、自分から窮状を訴える
パワーを乏しくしてしまうのです!
そういう人たちの、実情を知り、心の中の障害を拭い去って
あげることができるのは、常に被災者サイドの立場になって、
考えてあげられる、身近な存在だけなのです!

★今回、被災者の実態の把握と、その解決策に対して、
スマホやPCなど、ITやインターネットの普及が、
大きく貢献していることが、クローズアップされた理由は
ここにあるのです!

※被災から10日を経過した、今、被災直後の状況は収束
しつつあります。しかし、復興へ向けた課題は山積みとなり、
まさに始まったばかりなのです!
※この果てしない課題に対して、「皆で、九州の仲間守る!」
という、人と人との絆と繋がりをベースとした、対応にシフト
していく仕組み作りが始まりつつあります!
※支援者が被災者に対して、常に相手の立場を優先して接し、
相手の心に触れるような、極めの細かい、支援ができるのは、
身内的な信頼関係が必須なのではないでしょうか?

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【福岡市の取り組みの素晴らしさ!】
※東洋経済オンラインに掲載されていた記事紹介
(ライター佐々木恵美さん)

★福岡市の震災に対する取り組みの特徴は、2点!

①常に被災者サイドに立った姿勢であること。

②今後、長期戦が見込まれ、支援や復興の持続性が求めら
れることに対応し、チャレンジする姿勢であること。

★「自己完結型支援」の確立にチャレンジしよう!!
【素晴らしい福岡市の取り組み】

★福岡市の震災に対する取り組みは、その初期段階から、
ITの拡散機能を上手に使って、市民と情報を共有化し、
被災地の混乱を避けるために、極めの細かい対応をしています。

【取り組みの経緯紹介】

①高島福岡市長は、14日の被災後51分後という短い時間で、
自らのFacebookやブログを軸に、次々と最新情報を投稿しました。この投稿のシェアは2万件以上となり、注目が集まりました!

※このように、福岡市では、過去の震災に学んだ、初期対応の
不具合を改善するために、ITのばねの機能を上手に使用した、
情報拡散をしました。
※Facebookの情報拡散機能を活かした告知内容は、
災害対本部設置案内から始まり、次いで、消防庁の要請で福岡
市の緊急消防援助隊を派遣すること、になり、その後も刻々と
変わる状況を、翌0時30分まで続報として書き込み、市民との
情報の共有化に取り組みました。
※その間市民には、
「お隣の熊本ですから、市民の皆さんの中にも大切な親族や友人
がいらっしゃる方も多いと思いますが、福岡市をあげて全力で
熊本県をサポートしますので、冷静に行動されてください」!
と呼びかけ続け、支援する人や救援物資などが、被災地に一時
に押し寄せてしまわないよう、常に混乱を回避しようとする姿
勢が見受けられました。

②被災2日目、15日のFacebook投稿は、
その時点での支援物資に対する、福岡市の対応を説明!
徹底して冷静な対応を促しました。

③16日は、福岡地方でも震度5強の強い揺れを観測しましたが、
その混乱の中で、まずは福岡市内の被害を更新しながら、
熊本や大分に対する支援状況を説明しました。

④17日は、救援物資の持ち込み先を、福岡市内の統廃合で
空いていた小学校とし、支援物資提供の呼びかけをスタート!
その際、熊本市長とも連絡を取り合い、その時点で熊本の被災者
が最も必要としている、6種類(「ペットボトルの水」、「トイ
レットペーパー」、「おむつ」、「タオル」、「毛布」、「生理
用品」)に絞り込んだ受付を明言し、現地での混乱を避けた、冷
静な対応を心がけていました。
※小学校の教室ごとに水、子供用おむつなどと、場所を指定する
ことで、持ち込みの時点から仕分けを行い、効率的に整理する
など、工夫をしていました。

⑤18日は、支援物資に、新たに、2種類(「ウェットティッシュ」、「栄養補助食品」)追加し、その後の物資輸送の問題点
について、熊本市長に伝え、改善する方法をFacebookで報告
し、情報拡散しました。

⑥19日は、「被災した自治体に負担をかけない自己完結型支援」
を目指すこと、チャレンジすることを明言しました!
※その具体的な方法については下記の通り
●福岡市に持ち込まれた支援物資は、福岡市内で極力細かく仕分
けし、被災地でのボトルネックになっている、仕分け作業を省
き、且つ避難所に直接届けられるようにする。
●福岡市職員100名を派遣し、避難所の直接応援をする。
●熊本県菊池市に支援物資中継所を設置し、派遣職員が支援物資
をそこから持ち出す仕組みを作る。
●物資の補給については、オンデマンドを駆使して実施する。
※以上のように、あくまでも混乱状態が収束していない、被災地
の状況を考慮した、徹底した被災地の負担を回避する姿勢が、
素晴らしいです。

⑦被災から1週間後の21日は、
「命を繋ぐという震災直後の段階が収束しつつある」状況を示し、
「極めの細かい、生活支援という、息の長いステージへ!」を
発表しました!
さらに、今後の被災者支援、被災地復興が長期戦になることを
見据えた政策として、「専門性を持った人材の派遣」、「NPO、
ボランティアの人材の派遣」を、Facebook上でコメントしました!

⑧22日は、混乱状況が収束せず、
熊本市がいったん支援物資受け入れを中断することを受けて、
「福岡市で受け入れた支援物資のNPOやボランティアへの提供」
を発表した後、熊本地震の情報サイトを公開し、
「被災された方へ」
「支援したい方へ」
「福岡市等からの支援」
の3項目で、あらゆる情報をわかりやすくまとめ、
あくまでも被災自治体に負担をかけない、「自己完結型支援」
の重要性を、重ねて強調しました!

 

福岡支援プロジェクト

 

その後、「みんなで九州の仲間を守る!」をキャッチフレーズ
に、4月26・28日に、福岡市で災害ボランティア講座開催を発表!
今、参加を呼びかけています。

※義援金や、寄付金、補助金、政府から出資される補正予算
などは、全て一過性のものであり、長期的な被災者の支援や、
被災地の復興に充当できるものではありません!
福岡市のチャレンジが、身内(九州仲間)同士の心が通った
絆意識に繋り、その人と人との輪が広がることで、持続可能
な復興支援という、サムシングレートになっていく!

★期待しています!頑張れ福岡!!

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活動参加、情報拡散に、ご協力ください。
http://goo.gl/rE5rT6

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食育&6次産業化推進センターは、食の国家的安全保障をめざし、日本人の命と健康を守るため、真の食の安心・安全とは何かというテーマを、食育活動や6次産業化推進活動をベースに追求する国家戦略プロフェッショナルの仕事をしています。